今回は、「子供と一緒に結婚式・披露宴に出席することになった」という親御さんに、嬉しい記事をご用意しました。結婚式・披露宴に行くときの親子の服装だけでなく、マナーや持ち物についても詳しくお話ししていきます。
それでは、ズラリと見てみましょう!
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目次
1.結婚式・披露宴に出席する際の服装
まずは結婚式・披露宴に出席する際の「服装」についてお話ししていきます。
以下の基本を知り、それでも「不安だなあ」という場合は、お店に行ってスタッフさんと相談しながら決めてくださいね♪
1-1. 結婚式・披露宴に出席する際の服装【男の子】
子供の服装は、大人の服装と違い「決まり事」があまりないです。
そのため選べる範囲が広く、「どの服を選んであげようかなあ」と悩んでしまう親御さんも多いようです。
1-1-1. 定番はブラックスーツ
結婚式・披露宴に出席する男の子の場合は、ブラックスーツが定番!シルバーグレーのネクタイをすると、かっこよく決まりますよ。
また、「子供ならでは」ということで、イギリスの男の子のようなスーツを着せてあげるのもかわいらしいです。
靴下は黒色や白色、靴はスーツにあった黒やこげ茶の革靴がよいでしょう。髪型は「清潔感」を第一に考えて、セットしてあげてください。
―補足:制服で結婚式・披露宴に出席してOK?—
「制服がある幼稚園・学校」に通っている男の子は、制服で結婚式・披露宴に出席してもOKです。ただし、制服や靴下は綺麗なものを着用し、靴はローファーを履きましょう。
1-1-2. オムツ替えが必要な子は
オムツ替えが必要な小さな男の子には、ロンパーススーツを着せてあげるといいでしょう。赤ちゃんでもビシッときまりますよ♪
1-1-3. リングボーイ・ベールボーイを頼まれたら
式場で結婚指輪を新郎新婦に届ける「リングボーイ」。花嫁さんのベールを持ち、新郎新婦の後を歩く「ベールボーイ」。そんなリングボーイやベールボーイをお子さんが頼まれたら、親御さんはどんな衣装を用意してあげるべきなのでしょう?
リングボーイやベールボーイの場合は、ブラックスーツだけでなく、タキシードを着ることがあります。新郎新婦から「こんな服を着て欲しいな」と依頼がある場合もあるようです。
※ベールボーイは子供たち何人かですることも。その場合は衣装を揃えるケースが多いです。
1-2. 結婚式・披露宴に出席する際の服装【女の子】
次は、結婚式・披露宴に出席する女の子の服装や髪型について見ていきましょう!
1-2-1.上品なドレス・ワンピースだと失敗しにくい
小さな女の子なら、「白色の服もOK」とされています。しかし、子供とはいえ「白色の服は避けてほしい」という花嫁さんも。そのため、白色は大人のように避けた方が無難です。
小学生くらいまでの女の子には、安っぽく見えないエレガントなドレス・ワンピースを着せてあげましょう。「子供だからフリフリなかわいいドレスを着せたい!」と思う親御さんもいるかもしれませんが、あくまでも主役は新郎新婦。新郎新婦よりも目立たないように心がけてください。
「スカートが嫌い!」という女の子には、子供用のお洒落なパンツスーツを着せてあげてもいいですね。
足元はレース付きの白い靴下や白いタイツに、革靴がおすすめです。
また、中学生以上(背の高い女の子など、発育の良い小学生の子も含む)は、大人サイズのドレスやワンピース、靴で結婚式・披露宴に出席するとよいでしょう。
そして髪型ですが、やはりアップヘアが人気。きっちり髪を結うのが苦手な子や、よく動く子は、髪の毛をクルクル巻いてあげ、ヘアクリップをつけてあげてもいいですね。また、ヘアクリップはショートヘアの子にもおすすめです。
ちなみティアラは、新婦と被る可能性があるためNGです。
(ヘアアクセサリーでケガをしてしまいそうな小さなお子さんの場合は、十分注意が必要です。危ないと思ったら無理にヘアアクセサリーをつけなくてもいいでしょう。)
―補足:制服で結婚式・披露宴に出席してOK?—
女の子の場合も、幼稚園・学校の制服を着てOKです。綺麗な状態の制服や靴下、ローファーで、結婚式・披露宴の会場へ向かいましょう。
1-2-2. オムツ替えが必要な子は
オムツ替えが必要な小さな女の子には、フォーマルなワンピース風ロンパースを着せてあげるのがおすすめ。通販だとたくさん種類があるので、一度通販サイトを覗いてみてもいいですね。
1-2-3. フラワーガール・ベールガールを頼まれたら
女の子の場合は、新郎新婦の前を花びらをまきながら歩く「フラワーガール」を頼まれることがあります。また、女の子も花嫁さんのベールを持つ「ベールガール」を頼まれることが。
女の子の場合、フラワーガール・ベールガールを頼まれたら、華やかな綺麗な色のドレスを着せてあげたいところ。髪飾りは花輪が人気のようです。
ただし華やかさ具合が少し難しく、「自分たちより目立つ衣装はちょっと…」と思う新郎新婦もいます。また、フラワーガール・ベールガールの場合は白色の衣装が正式なのですが、「新郎新婦以外、白色の衣装は好ましくない」と思われる場合もあるようです。
そのため、フラワーガール・ベールガールの衣装に迷ったら、新郎新婦に相談してみるのが安全。希望のデザインや色などを聞いて、それにあったものをフラワーガール・ベールガールに着せてあげると、新郎新婦も大喜びでしょう。
※ベールガールは複数の子供でやることがあります。その場合は衣装を揃える場合もあり。
1-3. 結婚式・披露宴に出席する際の服装【パパ】
お子さんがいるパパは、どんな服装で結婚式・披露宴に出席すればよいのでしょうか? お話ししていきます!
1-3-1. ブラックスーツが人気
男性の場合は「結婚したから」「子供がいるから」といって、結婚式・披露宴に出席する際の服装を変える人は少ないように思います。
男性ゲストの服装は、ブラックスーツが人気。ネイビーやグレーのダークスーツを着ていくゲストも多いようです。(ただし、グレーのスーツを着る場合は新郎の衣装とかぶった際に少し目立ってしまいます。新郎or新婦に「新郎が着る衣装は何色ですか?」と予め確認すると失敗しないですみます。)
スーツに合わせるネクタイは、白やシルバーグレー。靴下は黒、靴はストレートチップで紐付きのフォーマルシューズ(黒)が定番。
そして、男性の髪型のポイントは「清潔感」です。寝ぐせなどはスタイリング剤で整え、前髪が長い場合は、前髪が目にかからないようにしましょう。
また、スーツは高い買い物なので、結婚式・披露宴のスーツを購入する際に、「入園式や卒園式でも使えるものがいい」と考えるパパもいるそうです。入園式・卒園式でも使えるような落ち着いた色・デザインのスーツを選び、結婚式・披露宴に出席する際は、ベストなどで華やかさをプラスしてもいいですね♪
(中には「荷物をどうやって持って行こう」と考えてしまう男性も。「結婚式・披露宴にはカバンを持たずに出席する」という方が大半のようですが、落ち着いた色のクラッチバックをもって、その中に貴重品を入れている方もいます)
1-3-2. 新郎新婦との関係性によって服装を変える場合
新郎新婦が親族である場合は「ゲストを迎える側になる」と考えてください。そのため「よりビシッと!」を心がけ、モーニング、タキシード、ディレクターズスーツを着用する方もいます。
「どんな服装をして出席するか」を他の親族と話し、雰囲気にあった服を着ると悪目立ちをすることもないでしょう。(モーニングはお昼の結婚式・披露宴に、タキシードは夕方からの結婚式・披露宴に着るのが基本です)
また、ディレクターズスーツの着用は「新郎新婦が会社では部下にあたる」という場合もおすすめです。
1-4. 結婚式・披露宴に出席する際の服装【ママ】
結婚式・披露宴に出席するママの服装やヘアスタイルについてもご紹介します。
1-4-1. 袖あり+ひざ下丈のドレス・ワンピースがおすすめ
女性は「子供がいる親のすべき装い」について考える方が多いようです。
「ママになったし上品な装いにしよう!」という場合は、袖あり+ひざ下丈くらいのドレス・ワンピースに絞って探してみるのがおすすめ。色はネイビーが人気です。(新婦のウェディングドレスの色とかぶってしまいますので、「白色」は避けてくださいね)
また、「うちの子供はよく動く!」という場合は、ママはパンツドレスを着て、クールにきめるのもいいですね♪
「授乳が必要な子供と行く」という場合は、授乳口が付いているものを選ぶと楽ちん!
足元はストッキングにパンプス。「パンプスのヒールは低い方が安心する」という人もいれば、「少し高めの方が動きやすい」という人もいるので、好みの高さ、かつ動きやすいパンプスにしましょう。「いざ子供が動き回っても、ママはささっと動ける!」という状態が理想ですね♪
髪型はロング・ミディアムヘアの場合は、後頭部で髪の毛をまとめるアップヘアまたはハーフアップヘアが人気。ショートヘアの場合は、前髪を上品なヘアクリップで耳元にまとめている人が多いです。ヘアアクセサリーについては、花嫁とかぶってしまう可能性があるため、生花や大きなお花がついたものは×。上品で小さめのものを選びましょう。
ネックレスは白いパールが定番ですが、小さなお子さんをお持ちのママは、ネックレスを引っ張られ破損しまう可能性が大…! 引っ張られないよう、子供を抱っこするときは、ネックレスを服の下に隠すなどの工夫はもちろん大事です。また、不安な場合はネックレスをつける必要はないでしょう。
(ネックレスなしだと、全体が少し地味な印象になってしまう場合は、ストールや靴、バッグなど他の小物で華やかさを出しましょう)
1-4-2. 着物は訪問着がいい
ママの場合、最も注意してほしいのが「結婚式・披露宴に着物を着ていく場合」です。
既婚の女性は「訪問着」を選ぶとよいでしょう。振袖は「未婚の若い女性」が着るイメージがあるので、避けた方が無難。控えめな柄・色味の訪問着を選ぶことをおすすめします。(白地のものは花嫁とかぶるので、やめた方がいいです)
着物は決まりごとが多いので、着物についてあまり詳しくない場合は「通販で買う」のでなく「お店に行って買う」のがベスト。失敗しないよう、慎重に選びましょう。
1-4-3. 新郎新婦との関係性によって服装を変える場合
親族の結婚式の場合は、「よりお上品に、清楚に」を心がけるといいでしょう。ネイビーやワインレッドのアフタヌーンドレスやイブニングドレスを選んでみるのもいいですね。ちなみに、アフタヌーンドレスは昼の結婚式・披露宴向き、イブニングドレスは夜の結婚式・披露宴向きです。
着物の場合は、新郎新婦の母でなくても、親族の既婚女性は黒留袖、または色留袖を着ます。他の親族の方と話し合って決めると、「なんか私だけ浮いてるかも」とならないでしょう。
また、新郎新婦が会社の部下の場合は、あまりキャピキャピした色ではなく、ネイビーやグリーンなど落ち着いた色のドレスやワンピースを選ぶと印象がよいと思います。
1-5. 結婚式・披露宴へ着ていく服を「レンタルする」ってどうなの?
「なるべく服にかかるお金を抑えたい…」「子供の成長は早い。だから、結婚式・披露宴用の子供服を買いたくない」と考えている親御さんもいるでしょう。
そこで考えるのが「服をレンタルしよう」だと思うのですが、小学生くらいまでの子供の場合は、レンタルでなく購入してしまった方がお得かもしれません。また、購入してしまえば、子供がジュースやお料理を服にこぼしてしまっても、「借りているのにどうしよう!」と不安になることもないです。
通販だと、5,000円前後で購入できるところもあり、さらにスーツやワンピース本体だけでなく、ネクタイやベスト、ボレロなどをセット売りしているところもありました。
ママやパパ、大人サイズの服を着るお子さんの場合は、レンタルの方が安くすむかもしれませんね。
2. 結婚式・披露宴の時間を快適に過ごすためには
せっかくお呼ばれされた結婚式や披露宴。お子さんと一緒に素敵な時間を過ごせるように、親御さんはいくつかのことを新郎新婦に確認しましょう。
また、子供も親御さんも「覚えておくべきマナー」があります。
2-1. 事前に新郎新婦に確認すべき7つのこと
結婚式・披露宴にお呼ばれしたら、できるだけ早いめに新郎新婦に以下のことを確認しましょう。事前にきちんと聞いておくと、当日、「えー!」とならずに済みます。
―事前に確認すべき7つこと―
・そもそも子供が結婚式・披露宴に出席してもいいのか
子供の年齢にもよりますが、「子供の出席はちょっと…」と思う新郎新婦も実際にいます。また、仮に子供の出席が断られた場合、親御さんは怒らないこと。結婚式・披露宴はあくまでも新郎新婦が主役です。彼らの意思を尊重してあげてください。
・ベビーカーの扱いをどうすべきなのか
子供をベビーカーに乗せて会場に行く場合は、ベビーカーの扱いをどうしたらいいか確認するようにしましょう。ベビーカーを預かってくれるところ、親御さんの席の隣に置いてくれるところなど扱い方は様々です。
・子供の席が用意されるのか
小さな子供の場合は、席が用意されないこともあります。
・授乳が必要な子供を連れて行く場合、授乳室が会場にあるのか
「授乳は授乳室で」が結婚式・披露宴の鉄則。会場に授乳室がない場合は、「どこで授乳すべきか」も尋ねましょう。
・子供が離乳食を食べる場合は離乳食の持ち込みがOKなのか
会場スタッフや新郎新婦さんをびっくりさせないためにも、念のため確認すべきです。
・離乳食が必要でない子供の場合、食事は出るのかどうか
出ない場合は子供用の食事の持ち込みについても尋ねましょう。
・まだまだよく泣く小さい子供を連れて行く場合は、扉近くの席を用意してもらえるか
「子供が泣いたら、すみやかに子供を会場外へ連れて行く」が親御さんの守るべきマナー。そのため、小さなお子さんがいる場合は、扉に近い席を用意してもらうことがおすすめです。
2-2. 結婚式・披露宴でのマナー【子供編】
言葉が分かる子供には、結婚式・披露宴でのマナーを、親御さんが事前に教えてあげましょう。
2-2-1. 静かにすること
子供がバタバタと走り回ったり、大きな声で話すと、結婚式・披露宴の演出の邪魔になったり、他のゲストが「うるさいなあ」と不快感を覚えてしまうことがあります。
そのため、結婚式・披露宴に行く前に「〇〇ちゃんがはしゃいだり、大きな声を出したらみんながビックリしちゃうの。だから、静かにしておくことが大事なのよ」と、子供に教えてあげてください。
2-2-2. 挨拶をきちんとすること
お子さんがきちんと挨拶できると、周りの人も「嬉しい気分」になります。自分の名前や、「おめでとうございます」「お招きいただきありがとうございます」などが言えると、すごく立派です♪
2-2-3. 基本的なテーブルマナー
大人と同じような食事が用意される子供には、「食事の基本的なマナー」を事前に教えてあげてください。お家で練習し、実際に会場で実践してみましょう。親御さんから教えてもらった食事のマナーは、子供が大きくなったときに、きっと役立ちますよ。
思い切ってテーブルマナーに関する書籍を購入し、親子でしっかりとテーブルマナーについて勉強してみてもいいですね♪
2-3. 結婚式・披露宴でのマナー【親御さん編】
結婚式・披露宴に出席する大人であれば、基本的なマナーを押さえておくことはとっても大事。加えて、子供を連れて行く親御さんの場合は、当日は以下のことを守りましょう。
2-3-1. 時間に余裕をもって動く
お家から結婚式・披露宴の会場に向かう際は、時間に余裕をもたせて、早めに出かけるようにしましょう。
とくに小さなお子さんの場合、会場に向かう電車で泣き出して途中下車することになったり、「トイレに行く!」と突然言い出し電車を見逃すことになったり…。子供は、移動中に何を言い出すか、何をしだすか分かりません。
結婚式・披露宴に遅刻してしまうと、新郎新婦が心配してしまったり、会場のスタッフにも迷惑がかかります。子供連れで出席する場合は「時間に余裕をもって」が鉄則です。
2-3-2. 授乳は授乳室で行う
先ほど「2-1. 事前に新郎新婦に確認すべき7つのこと」でも少しお話ししましたが、子供に授乳するときは授乳室で行うようにしましょう。授乳ケープを持っていても、会場の席で授乳するのはNGです。授乳ケープを使っていても、周りの人が気にします。
2-3-3. 子供が泣いたら席を立つ
こちらも「2-1. 事前に新郎新婦に確認すべき7つのこと」で少し触れましたが、改めてお話しします。
小さなお子さんの場合は、結婚式・披露宴中に突然泣き出してしまうこともあります。その際は、結婚式・披露宴の演出の邪魔とならないよう、席を立って扉の外へ出るようにしましょう。「すぐに泣き止むだろう」と子供を放置するのは絶対ダメです。
3. 子供と結婚式・披露宴に出席する際の、親御さんの持ち物
次に「親御さんが持っていく持ち物」について見ていきましょう。
この章では「ご祝儀」についても触れていきます。
3-1. 小さな子供を連れて行く場合は、「マザーズバッグ」と同じ内容のものを持っていく
小さな子供と一緒に結婚式・披露宴に向かう場合は、おむつや着替え、離乳食など、親御さんが普段持っているマザーズバッグと同じ内容のものを会場に持っていくと安心です。
ただし、「音の鳴るおもちゃ」は結婚式・披露宴ではNGなので、おもちゃに関しては「音の鳴らないもの」を持ちましょう。年齢によってマザーズバッグの中身は違うと思うので、「その年齢の子供に必要なもの」をチョイスしてあげてくださいね♪
結婚式・披露宴に持っていくマザーズバッグ本体ですが、「使い古したバッグ」ではなくて、「汚れのない綺麗なバック」を選ぶといいですよ。
大きな荷物を結婚式・披露宴に持ち込むことは、周りの人が動きにくくなったりと迷惑になるので、マザーズバックは当日クロークに預けます。
しかし、音の鳴らないおもちゃ・子供用の食べ物や飲み物・替えのオムツ・おしりふき・タオルなどは、上品なデザインのサブバックor落ち着いた色のトートバッグに入れて、結婚式・披露宴中も親御さんが持っておきましょう。
3-2. 子供を連れて行く場合のご祝儀
会費制でない結婚式・披露宴に出席する際は、ご祝儀も持っていきますよね。そこで、子供と一緒に出席する際のご祝儀についても考えてみましょう。
3-2-1. ご祝儀の金額目安
子供と一緒に結婚式・披露宴に出席する場合、ご祝儀はいくら包めばいいのでしょうか。参考までに、目安となる金額をご紹介しておきますね。
―ご祝儀の金額目安―
・席と食事の用意がない小さなお子さん
子供分のご祝儀を包む必要はありません。親御さん分のご祝儀だけでOKです。
・3歳~小学校入学前のお子さん
親御さん分+子供分5千円/人
・小学生~中学生のお子さん
親御さん分+子供分1万円/人
・高校生のお子さん
親御さん分+子供分2万円/人
3-2-2. 子供のご祝儀分を足すときの注意点
子供のご祝儀を足すと、4万円、6万円など偶数になってしまう場合は、「2で割れる=2人が分かれてしまう」と連想してしまう人もいるので、なるべく避けましょう。また、9万円も「苦しみ」と連想されてしまうのであまりおすすめできません。
子供の分を足すと偶数や9万円になってしまう場合は、親御さん分だけをご祝儀袋に包み、子供のご祝儀の金額分だけ物を購入・プレゼントするとよいでしょう。
※夫婦と子供の招待状が別の場合は、ご祝儀袋を夫婦分と子供分に分けて用意します。
4. まとめ
「結婚式・披露宴に子供と一緒に出席する」というのは、親御さんにとっては大変なことかもしれません。しかし、子供にマナーを教える良い機会にもなりますし、子供を連れて楽しく結婚式・披露宴を過ごせると親御さんの自信にも繋がります。もちろん、新郎新婦も喜んでくれるでしょう。
新郎新婦にとっても、お子さんや親御さんにとっても「良い結婚式・披露宴」になるといいですね♪
【参考書籍】
・岩下 宜子『好印象を与えるママ&パパの子連れマナー 』主婦と生活社 、2015