縄跳びコツ|前跳びが跳べない子供を14のコツで跳ばせる方法

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あなたも「子供が縄跳びを跳べない」「縄跳びが跳べない子供にどういうふうに教えたらいいの?」と、悩んでいることでしょう。

 

縄跳びが跳べない子供を楽しく教えてあげられる方法

縄跳びの正しい跳び方のコツ

・子供に合った縄跳びの選び方のコツ

などといった情報をお探しかもしれませんね。

 

縄跳びが苦手な子供に多いのが……

・両足でジャンプすることができない

・同時に異なる動作をおこなえない

という理由が多いです。

この2点ができるようにならないと、縄跳びの基本である「前跳び」もできません。

 

また、縄跳びを教えてあげる時のコツとして、1つ定義しておきたいことがあります。

それは・・・【子供へ縄跳びを強制せずに、遊び感覚で楽しく練習すること】です。

あくまでも練習ではなく「親子で遊んでいるんだ」と、思わせてあげるのが大切ですよ!

 

今回は縄跳びの基本でもある「前跳び」を跳べるようにするコツについてです。

また「前跳びを跳ぶための基本姿勢」「跳びやすい縄跳びを選ぶコツ」について、ご紹介していきたいと思います。

※今回の「縄跳びの前跳びが跳べない子供を跳ばせてあげる方法」は、対象とする年齢を4歳~小学校の高学年(12歳ごろ)までとしてお話していきます。

 

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1.前跳びのコツを掴むために縄跳びを使わないトレーニング

縄跳びが苦手で前跳びが跳べない子供に対して、いきなり縄(とびなわ)を使っての練習はおこないません。

縄跳びの前跳びを上達させるために、まずは縄を使わず、跳べるようにするための基礎トレーニングをやってみましょう。

 

縄跳びの前跳びが跳べない子供に多い・・・

・両足でジャンプすることができない

・同時に異なる動作をおこなえない

という2点を解消するための、トレーニングをこれからご紹介します。

 

※注意点として、親もしくは大人が必ず付き添って補助しながら、一緒にトレーニングをしてあげるのがコツですよ!

1-1.両足でジャンプする練習

縄跳びが跳べない子供の多くが、両足でジャンプすることが苦手です。

子供は一生懸命ジャンプしているつもりでも、足がバラバラになることや空中でバランスが崩れてしまいます。

両足でジャンプするコツを掴むためのトレーニングをやっていきましょう。

 

*親が子供の両手を持ち、両足でジャンプをさせる

①親と子供で向かい合わせに立ち、お互いに腕を伸ばし両手を持ちます

②両手を持った状態で、子供に両足ジャンプを10回3セットおこなう

※跳ばせる時に親が跳ぶ合図を出してあげ、そのタイミングで子供を跳ばせてあげるのがコツです

子供が慣れてきたら、合図のテンポやタイミングを早めてみましょう

 

*親が跳んでいるところを見せて、子供も一緒になって跳ぶ

手を離して子供1人で跳ばせる前に、親であるあなたが、両足でジャンプする見本を見せてあげましょう。

子供は他人の動作を見て学習していくものです。

 

また、ただ見せるのではなく、子供にもマネをさせながら一緒になって両足ジャンプをおこなうのがコツですよ。

1-2.両足ジャンプをしながら空中で手を叩く

両足ジャンプができるようになったら、課題を増やしてみましょう。

ジャンプをしている間に、空中で手を叩くという動作を加えます。

 

実際の縄跳びも、ジャンプしながら縄を回すという同時に異なる動作をおこないます。

「同時に異なる動作をおこなう」というのは、子供にとって意外と難しい行動なのです。

 

このトレーニングも、10回3セットを目安におこなってみてください。

 

トレーニングをおこなう時に、手を叩くのとジャンプのタイミングが合わないこともありますが、ここではあまり気にしなくても大丈夫です。

あくまでもこのトレーニングで大切なのは、手を叩く動きとジャンプをするという異なる動作を、同時にできるかどうかだけになります。

1-3.障害物を跳び越える

ここでは、ジャンプをする練習の応用編として、幅や高さのある障害物を跳び越えてみましょう。

 

縄跳びも向かってくる縄を跳び越えるという、一種の障害物を跳び越す動作です。

ジャンプができるようになるだけでは、縄跳びを跳べるようにならないため、子供と一緒に遊び感覚で跳び越える練習をやってみるのがコツですよ。

 

最初は

縄跳びを地面に置いて跳び越える練習】

縄跳びの縄を、まっすぐな線のようにして置いたり円を描くように置いたりするなど、いろいろな置き方をして、遊ぶような感覚で跳び越えてみるのがコツです。

(5分ぐらいを目安に跳び越えてみましょう)

 

昔からの遊びの1つである「ケンパー」で、遊び感覚のように練習すると、より楽しんでおこなえるでしょう。

 

縄跳びを跳び越えることに慣れてきたら

【転がってくるボールなどを使って動く障害物を跳び越える練習】

①10mぐらいの距離をとり、あなたが子供に向かってボールを転がしてあげる

②向かってくるボールを子供が跳び越える

※ボールは野球のボールやサッカーボールなど、子供の年齢や体格に合わせて大きさを選んであげるのもコツです

 

10~15分ぐらいの時間を目安に、遊び感覚で練習してみてください。

 

2.縄跳びを利用したトレーニング

縄跳びを使用しないトレーニングをおこなって、

・両足でジャンプする

・同時に異なる動作をおこなう

という2点ができるようになったら、実際に縄跳びを使用しておこなうトレーニングをやってみましょう。

 

ただし、普通に縄跳びを使って、前跳びを跳ぶわけではありません。

縄跳びの縄を違う使い方で練習する

・長縄を使って練習する

などのトレーニングをおこなって、前跳びが跳べない子供を跳べるようにしてあげましょう。

2-1.片手で縄跳びを持って回す

まずは普通に縄跳びをおこなわず、縄跳びを跳ぶ時に重要なテクニックである、手首の返しを学んでいきましょう。

必ず縄跳びを持ち替えながら、左右交互におこなうのがコツです。

(左右のバランスが悪くなってしまうため)

 

正しく手首を返さずに回し続けると……

・腕に縄が巻き付いてしまうなど、縄を上手く扱えない

・正しく返さずに回してしまうと、手首を痛めてしまう危険性があるため

 

縄跳びの縄を片手で持ちながら回し、手首の返しが上手くできるようになってきたら、跳ぶ動作を加えながらやってみてくださいね。

※注意点として、片手で縄跳びを持つ時に縄の両端にある持ち手を、必ず両方とも片手で持って
おこなってください。

縄跳びを半分に折り曲げて、両方の持ち手を握るような感じ

 

☑Checkポイント
片手回しを左右の手で交互に回していき、慣れてきたら両方の手で回してみましょう。

2本の縄を左右それぞれの手で持ち、片手回しを両方の手で同時におこないます。

これは、最終的に縄跳びが跳べるようになった時のことを考えて、左右のバランスを揃えておくための方法になります。

 

2-2.ゆっくりと縄を回してまたぎながら前に歩く

このトレーニングは、縄跳びの前跳びの動きをゆっくりとやりながら、前に進みながら跳び越えていくというものです。

 

縄跳びの前跳びの体勢と同じように、両手で縄跳びを持ち、体の後ろにかまえます

②前跳びと同じ要領で後ろから縄をゆっくりと振り落とすように前に持ってくる

(通常の前跳びの動作と違うところは、縄をゆっくりと回すというポイントです)

③落とした縄が地面まで来たら、歩くような感じで縄を越えていく

④一連の動作を繰り返し、縄跳びをゆっくり回しながら前に進んで行く

10mほどの距離を、折り返しながら往復5回3セットを目安にやってみましょう。

2-3.長縄で縄跳びの跳ぶ感覚を覚えさせる

長縄を跳ぶことは、普通に縄跳びを1人で跳ぶよりも簡単です。

この長縄を使って、跳ぶ感覚を覚えさせてあげるのも良い方法の1つでしょう。

 

縄跳び1人で跳ぶ場合……

縄跳びを回す」「跳ぶ」という複雑な動作を、1人でおこなう

長縄を跳ぶ場合……

「自分に向かって下りてくる縄跳びを跳ぶ」動作だけで済む

 

☑Checkポイント
子供に長縄を跳ばせてあげる時に、縄を回す補助役が2人いる場合は、そのまま長縄を使って回してあげてください。

もし補助役が1人しかいない時は、普通の縄跳びを3本ぐらい結びつなげて、その縄を頑丈そうな柱や柵などに結び付け、それを回して跳ばせてあげてください。

 

 

3.縄跳びの前跳びを跳ぶときの基本姿勢

実際に縄跳びの前跳びを跳ぶために・・・

【基本姿勢】

・腕の位置(腕の動かし方)

・跳ぶ前の姿勢

・空中での姿勢

・着地の姿勢

 

という前跳びを跳ぶうえでの、基本姿勢についてお話していきます。

3-1.腕の位置(腕の動かし方)

①肩の力を抜いて、腕を垂らすようにする

②腕を垂らした状態から、ひじを90度に曲げて体に近づける

(しっかりと脇腹にひじをくっ付けること)

③ひじを90度に曲げたら、グリップ(持ち手)が腰の位置にきます

 

縄跳びを跳ぶ時は、基本的にこの位置から縄を回すことになります。

 

☑Checkポイント
腕の動かし方のポイントとして、縄跳びが苦手な子供は、腕を大きく回して跳んでしまいがちです。

ひじを体に近づけるという腕の基本位置でしっかりと固定し、腕を回すのではなく、手首を回すことを意識すると、早く上達していけますよ。

 

3-2.跳ぶ前の姿勢

①【3-1.腕の位置】の体勢になります

(肩の力を抜いて、リラックスした状態になりましょう)

②両足を揃え、かかとを浮かせてつま先立ちになります

③背筋を伸ばして、まっすぐ前方を見ます

3-3.空中での姿勢

実際に縄跳びを、跳んでいる時の姿勢です。

 

①脚は空中で伸ばします

(つま先も自然と下を向くように伸ばします)

②上体を前に倒したりお尻を後ろにつき出したりしない

(体を「く」の字に曲げないようにする)

 

脚を伸ばしたり上体を曲げないようにしたりしますが、体は緊張させないで、リラックスさせておこないましょう。

3-4.着地の姿勢

あまり高く跳び過ぎると、ひざや足を痛めてしまうこともあるため、跳ぶ高さはなるべく低くしておきます。

(床や地面から1㎝ぐらいの高さもあれば大丈夫です)

 

①着地の時はつま先から降ります

(足の裏全体をつけないようにしましょう)

②伸ばした脚の状態から、軽くひざを曲げてバネをきかせるようにする

(ひざを曲げ過ぎないように注意してください)

 

4.跳びやすい縄跳びを選ぶコツ

縄跳びが苦手な子供には、跳びやすい縄跳び(道具)を選んであげるのも大切です。

 

跳びやすい縄跳びを選ぶコツは……

・縄の種類

・グリップ(持ち手)の選び方

・グリップ(持ち手)の握り方

・縄の長さ

 

という4つの点で、子供に合った縄跳びを選んであげましょう。

4-1.縄の種類

縄跳びには、いろいろな材質の種類があります。

ビニール・麻・綿・革・ゴム

などの種類があります。

 

この中で縄跳びが苦手な子供におすすめなのが、ビニール製の縄跳びです。

・軽くて使いやすい

・跳んでいる時にねじれにくい

・価格も安い

という点で選ぶのがコツです。

4-2.グリップ(持ち手)の選び方

縄跳びのグリップ(持ち手)にも……

木製・プラスチック・竹

などと、いろいろな種類があります。

 

この中で縄跳びが苦手な子供におすすめなのが、木製もしくは竹の縄跳びです。

・グリップが滑りにくく持ちやすい

・持ちやすい長さのものが多い

縄跳びが苦手な子供には、1520㎝のグリップがおすすめ)

・縄の長さが調節がしやすい作りになっている

という点で選ぶのがコツです。

4-3.グリップ(持ち手)の握り方

縄跳びを選ぶ時に、グリップ(持ち手)の握り方も重要です。

 

ダメな握り方は……

【グリップに力を入れて強く握りしめるように持つ】ことです。

・親指を他の指に乗せるようにして強く握りしめてしまうと、力が入り過ぎてしまう

(リラックスした状態で縄跳びができない)

・手に力が入っていると、手首を上手く使えず縄をスムーズに回転

 

正しい握り方は……

【人と握手するように握る】ことです。

・グリップは力を入れずに優しく握る

(リラックスした状態で握るようにする)

・親指は他の指に乗せないように、グリップの上に軽く押さえるように置く

などが、縄跳びの正しい握り方のコツです。

4-4.縄の長さ

縄跳びの縄の長さも、自分(子供)に合ったものを選びましょう。

 

長さの目安は……

①まずは縄の真ん中を、片足のつま先で押さえる

②腕を90度に曲げて引っ張る

③グリップの部分がおヘソの辺りにくるのが基準です

 

ただし、初心者や縄跳びが苦手な子供には、少し長めの縄を選ぶのがコツです。

縄跳びが上手く跳べるようになるまでは、基準であるおヘソよりも少し上ぐらいのものを選んでおくといいでしょう。

 

5.<まとめ>

今回の「縄跳びコツ|前跳びが跳べない子供を14のコツで跳ばせる方法」はいかがだったでしょうか?

ご紹介した練習方法をやってみてもらえれば、1日もあれば縄跳びの前跳びを跳べるようになるでしょう。

あなたとお子さん2人で、楽しく遊び感覚で縄跳びを跳べるようになってくださいね。

 

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【参考書籍】

・向山洋一、下山真二『小学校の苦手な体育を1週間で攻略する本』PHP研究所、1996

・下山真二『日本で一番わかりやすい体育の本 跳び箱ができる!自転車に乗れる!』池田書店、2006

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