緊張状態による急な腹痛|IBSという病気の可能性もあります!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
「緊張 腹痛」 アイキャッチ

「なんでこんなタイミングなの・・・」、「こんな場面でやめてほしい・・・」

あなたも普段の生活の中で、このような心境になったことがありませんか?

 

何のことかというと・・・

私も日頃から悩まされている「急な場面で襲ってくる腹痛についてのことで、実は同じような腹痛の悩みを持っている人って、意外と多いのではないでしょうか。

 

誰かと一緒にいる時に急な腹痛がおきても、恥ずかしさもあって、
急に「ちょっとお腹が痛いのでトイレに・・・」なんて言葉を口にするのも、結構勇気がいるものですよね。

 

そんなあなたも、経験があるかもしれない急な腹痛が、こんな場面では絶対に起ってほしくない(トイレに行きたくなる)というものを、一例として挙げてみました。

 

・通勤や通学の途中

・電車やバスなどの公共交通機関の利用中

・学校での授業中やテスト中、会社での仕事中や大事な会議中

・食事中(特に外食など誰かと食事をしている時)

・部活などスポーツの練習中や試合中

・誰かと待ち合わせをしている時

・休日などで遊びに出掛けている時(映画館や遊園地など抜け出しにくい場面)

 

などと、例を挙げだしたらキリがありません。

 

通勤・通学の時は、どこかにトイレはないかと、脂汗をかきながら必死に探し、それが電車などに乗っている場合であれば、目的地まで我慢するか、遅刻してもいいから途中で下車するか、とても苦悩するなんてこともあるでしょう。

 

また、学校の授業中などであれば、周りの人たちの目が気になって席を外しづらいですし、トイレに行っている間に授業の大事なポイントを、聞き逃してしまうなんてこともありますよね。

実際に、授業中トイレのために席を長時間外したことが原因で、クラスの子からいじめられてしまうということもあるようです。

 

なぜ急な腹痛が起こってしまうのかというと、ストレスなどが原因で体に緊張状態が起こり、それが大腸などの消化器官に影響し、腹痛を引き起こすからです。

また、この緊張状態による腹痛は、IBS(過敏性腸症候群)という病気としても認知されているため、病院へ受診することも考えなくてはいけません。

 

今回は、緊張による急な腹痛が引き起った場合の対処法や、日頃からの改善方法などについて、その緊張状態による腹痛の要因であるIBS(過敏性腸症候群)が、「なぜ引き起ってしまうのか?」「病院へ受診した方がいいのか?」などについて、ご紹介していきたいと思います。

あなたも一緒に、緊張状態で起こる急な腹痛の悩みを解決していきましょう。

 

【関連記事】

 

 

1.緊張状態による急な腹痛を一時的に和らげる対処方法

いつ、どのタイミングで症状が出るかわからないのが、この緊張状態による腹痛の厄介なところですよね。

そんな緊張状態による腹痛を、その場ですぐ治める対処方法を、あなたもお探しでしょう。

 

もちろん全く対処法が無いというわけではありませんが、「これをやれば絶対に腹痛の症状を治めることができる」という一時的な対処法は無いのが現状です。

 

ある程度確実に症状を治めさせるには、医師によって処方された腹痛用のお薬か、市販で売られている下痢止めや整腸剤などを使用するしかないです。

 

しかし、効き目に個人差はあっても、一時的に腹痛を治める対処法はあります。

その緊張状態の腹痛を一時的に治める方法について、今からご紹介していきます。

 

*お腹を冷やさないようにする

腹痛が起きた時にお腹を温めるようにしましょう。

いざ急な腹痛が起きてしまった時のために、お腹を温められるものを常備しておいてください。

(下着などの上から貼れるホッカイロや女性であればひざ掛け・ストールなど)

特に夏場は、電車やお店などで冷房が効いており、ある意味お腹を冷やす可能性が冬場よりも高いため、急な腹痛に備えて温められるアイテムは常備しておいたほうがいいでしょう。

 

*お腹をさする

腹痛が起きたらお腹に手を当てて、深呼吸をしながら反時計まわりにさすってあげます。

怪我などを治す時に「手当て」という言葉を使うだけあって、お腹に手を当てているだけでも、少し落ち着けますし、さすることでお腹を温められる効果もあります。

 

*ベルトを緩める

当たり前かもしれませんが、腹痛の時にお腹を締め付けるのはよくありません。

また、お腹を締め付けることは、ある意味お腹にストレスを与えている状態と言えますので、お腹の緊張状態を解放してあげられます。

急な腹痛が起きた時は、お腹を圧迫して刺激を与えすぎないようにするために、ベルトやお腹を締め付けるものは緩めておきましょう。

 

腹痛に効くツボを押す

腹痛が起きた時に、腹痛を抑えてくれる「合谷(ごうこく)」というツボがあります。

人差し指と親指の付け根にあるツボで、3秒程度押すことを繰り返しおこないます。

ごうこく

出典:http://mery.jp/174912

 

腹痛用の市販薬で痛みを和らげる

なかなか腹痛が治まらない場合は、市販で売られている下痢止め薬や整腸剤で治めるしかないでしょう。

ただし、薬の飲み合わせや刺激の強い下痢止め薬を摂取し続けてしまうと、大腸に負担を掛け過ぎてしまうことや副作用の恐れもあるため、市販薬を購入する場合は必ずお店の薬剤師の方に相談して購入してください。

また、すでに病院などに通われている人は、市販薬は使わずに、基本的に医師が処方してくれたお薬を使用してください。

 

2.緊張状態による急な腹痛を生活の中で改善する方法

第1章でご紹介した対処方法は、あくまで緊張状態の急な腹痛が引き起った時に、一時的に痛みを緩和させるための方法です。

 

そもそもこの緊張による腹痛は完治できるものではないため、ある程度完治に近づけようと思ったら、病院にて治療をおこなうしかありません。

 

ただし、普段の生活の中で緊張による急な腹痛を、発症しにくくすることや軽減させるための改善方法はあります。

 

そんな緊張による腹痛を改善していくためには、主に2つの方法によっておこないます。

・生活習慣を変えることによる改善

・食事による改善

これらをしっかりおこなうことで、腹痛の軽減へとつながっていきます。

 

今から改善方法について詳しく見ていきましょう。

2-1.生活習慣を変えて腹痛を改善していく

この緊張による急な腹痛は、発症してしまう原因のほとんどがストレスです。

 

そのため腹痛を改善していくためには、ストレスになる原因を少しずつ軽減していき、生活習慣や環境を変えていかなければなりません。

ただし、ストレスを絶対に治せる方法なんてたぶん無いでしょう。

 

それであれば、無理にストレスを軽減させようと考えるのではなく、少しずつでいいですから、緊張による腹痛を緩和していくために、生活習慣や環境の方から変えていってみましょう。

 

普段の生活の中で、少しずつ変えていけるのではないかという一例を、次のように挙げてみました。

 

・学校や仕事などで緊張する場面では、ゆっくり深呼吸をして心を落ち着かせる

(テスト前や大事な会議の前など、緊張しがちな時におこなう)

・生活リズムを一定にして、お腹のリズムも整える

(特に晩ご飯は就寝の3時間前に食べ終わっておくと、翌朝の便通改善にもつながる)

・朝・昼・晩3食しっかりと食べて、睡眠も78時間を目処にしっかりと取る

(もちろん食べ過ぎや寝過ぎは厳禁)

・大人の人はお酒の飲み過ぎをほどほどに!

(大腸のリズムを不安定にし、お腹を下しやすくなります)

・日頃からお腹周りを意識した軽い運動をおこない、整腸効果を高めておく

(ハードなものでなく、軽い腹筋運動や着席中などに腹筋を動かすだけでも効果有り)

 

上記の例に共通することは、生活習慣(リズム)を変えてあげて、大腸の活動を正常なリズムに戻してあげることです。

当然精神的なストレスもありますが、生活習慣が乱れるなどの影響も、繊細な器官である大腸(消化器官)にとってはストレスになります。

 

精神的なストレスは、なかなか改善するのが難しいですが、こういった生活習慣によるストレスであれば改善の余地はあるため、腹痛の症状緩和のためにも少しずつおこなってみてください。

2-2.食事によって腹痛を改善していく

お腹に関わることですから、当然食事での改善は必要になってきます。

食事による改善方法について見ていきましょう。

 

*普段の食事に食物繊維が豊富な食材を増やす

便通改善に効果のある食べ物と言えば、食物繊維が豊富な食材ですよね。

大腸の働きを正常に戻していくには、やはりこの栄養素は重要です。

 

主な食物繊維が豊富な食材は……

野菜(切り干し大根、ごぼう、パセリなど)・海藻(ひじき、わかめ、昆布など)

穀物類(ライ麦パン、コーンフレーク、お蕎麦など)

イモ類(ジャガイモ、さつま芋など)・キノコ類(きくらげ、干しシイタケ)

 

通常食物繊維は、1日に約20g~25g摂取した方がいいと言われています。

野菜でこの量を摂取しようと思うと、約350gの野菜を食べる必要があります。

(サラダにした場合、大きめの皿に野菜を山盛りに乗せたぐらいの量)

 

*お腹を冷やす食べ物を控える

夏場などは、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなりますが、お腹のためには極力控えた方がいいです。

特に冷たいアイスやジュースなどを、多量に飲食することはやめましょう。

他にも体(お腹)を冷やしてしまう食材があります。

 

【体を冷やす食材】

茄子、トマト、きゅうり、レタス、スイカ、バナナ、梨、牛乳など

【体を温める食材】

ニンジン、イモ、ニラ、ネギ、しょうが、にんにく、イワシ、えび、牛肉、鶏肉など

 

体を冷やす食材は、なるべく火を通してから温めて食べると良いでしょう。

また、体を冷やす食材と体を温める食材を組み合わせて食べると、体を冷やしにくくなります。

例えば……体を冷やす【冷奴】に体を温める【しょうが】を薬味で乗せる

 

*朝ご飯は必ず食べるようにして、朝からトイレに行くリズムを作る

(もちろん朝・昼・晩3食をきっちり食べることが必須)

朝の通勤・通学中などに、急な腹痛が起こってしまう人のほとんどが、朝食を取っていないことが多いです。

 

人は朝から食べ物を食べることで、昨晩の食事で消化された便を押し出し、体から便を出すという仕組みになっています。

もし日頃から朝食を取らないでいると、便がお腹に溜まりやすくなり、便秘になりがちになって正常な便通のリズムを崩してしまいます。

 

改善するためには、朝はなるべく余裕を持った時間に起きて、朝食を取りトイレをする時間の確保が必要です。

 

☑Checkポイント
朝ご飯にはお腹を冷やさないために、温かいスープや飲み物を飲むようにし、腸内を活性化してくれる納豆やスムージーなどを食べるのがおすすめです。

 

 

3.なぜ急な腹痛が起こるのか?それはIBSという病気かもれません

「なんで自分ばっかりこんな症状に悩まされないといけないのか」と日々悩んでいる人がいたら、今すぐに病院へ行くことをおすすめします。

 

実は、この緊張による急な腹痛は、すでに【IBS】という病名として認知されています。

 

IBS】正式名称を「過敏性腸症候群」と言い、ストレスなどの精神的な部分が一番の原因で、大腸などの消化器官に異常が発生し、急な腹痛を引き起す病気です。

 

こんな症状が起こったらIBS(過敏性腸症候群)かもしれません

 

【IBS(過敏性腸症候群)の判断基準】

6ヶ月以上前から症状があり、過去3ヶ月間は月に3日以上にわたって続く腹痛や腹部不快感が繰り返し起こっていて、次の項目に2つ以上当てはまっている。

・排便によって症状が軽減する

・発症時に排便頻度に変化がある

・発症時に便形状に変化がある

・排便回数が週に3回以下、または1日3回以上ある

・腸内が空になるまでいきんでしまう

・突然便意が襲い排便したくなる、または十分に出た気がしないことが多い

 

 

などの自覚症状があった場合は、IBSの可能性があります。

 

恥ずかしさもありますし、ただの腹痛だからと症状があっても、そのまま放置してしまう人がほとんどでしょう。

それでも1人で悩まずに、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

IBSだと思って病院へ行ったら、他の病気であるという可能性もありますからね。

 

第3章では、どんな人がなりやすいのかについて、IBSの症状のタイプについて、その他に再発や間違えやすい病気についてご紹介していきます。

3-1.こんな人がIBSになりやすい

やはりIBSの症状というのは、原因として精神的な影響が一番大きいため、大まかに言えばストレスを感じやすい人が発症しやすいと言えます。

 

では、具体的にどんな人がなりやすいのか見ていきましょう。

 

*几帳面で神経質な人(子供で言えば「良い子」と言われるタイプ)

*ストレスを発散できない人

*周りに過剰適応しようとする人

*自分だけがダメだと思ってしまう人(マイナス志向)

100点でなければ0点と一緒だという人(完璧主義者)

*特定の状況下にいる人

3-2.IBSには症状のタイプが4つある

まずIBSの症状には、大きく分けて4つのタイプがあります。

それぞれ「下痢型」・「便秘型」・「交替型」・「その他」に分かれています。

 

【下痢型】

このタイプは、特に若い人や男性に多く、ストレスなどが原因で急な腹痛が起こり、何度もトイレに行ってしまう典型的なIBSの症状が出るタイプです。

 

【便秘型】

このタイプは、文字通り便秘の症状が長く続いていき、排便時もコロコロっとした便が出るだけで、常に残便感があるタイプです。

男性よりも女性の方がなりやすく、年齢が増すにつれて多くなる傾向があります。

 

【交替型】

このタイプは、先ほどの下痢型と便秘型の症状が交互に引き起るタイプです。

便秘で便が全然出ないと思っていたら、急な腹痛によって下痢になり、また便秘の症状に戻ってしまいます。

症状が安定しないため、精神的にも一番不安定になりやすいタイプと言えます。

 

【その他】

このタイプは、先ほどまでのどのタイプにも属さない症状のタイプです。

ただし、このタイプは、排便の症状に悩まされるというよりは、腹部の不快感・腹部の膨満感・腹鳴・おならなどの症状が気になって精神的に不安定な状態に陥り、抑うつ状態になることや、他の病気を発症してしまうこともあります。

 

もし、まだ病院へ行っていないという人でも、このタイプが当てはまっているなというものがあれば、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

3-3.長引くことや再発しやすい病気である

このIBSの症状は、軽減することはあっても、引き起る理由として多いのがストレスと言われているため、なかなか完治させるというのが難しい病気です。

学生時代からIBSを発症し、そのまま社会人になっても、ずっと症状が続いてしまう人もたくさんいます。

 

また、一定期間症状が治まっている時期があったとしても、環境や心境の変化などによって症状が再発してしまうことも多々あります。

 

そのため、できる限り病院に通うなどして、お薬や改善方法などで様子を見ながら、この症状と上手く付き合っていくしか今のところありません。

3-4.IBSだと思ったら違う病気だったということもある

実際に、急な腹痛の症状が頻繁に起こるため、IBSの症状だと思い病院へ行ってみると、違う病気が判明したということがあります。

 

一例を言うと……

・乳糖不耐症(牛乳に対する分解力が弱いため、牛乳を飲むと急激な腹痛が起こる病気)

・大腸ポリープまたは大腸がん

・潰瘍性大腸炎

など

 

これらの病気も、IBSの症状と同じように、下痢や便秘を引き起こし急な腹痛が頻繁に起こってしまうため、見分けがつきにくいです。

どんな病気なのかに関わらず、急な腹痛が頻繁に続くなど、腹部に何かしらの異常を感じたら、すぐに病院へ行くことをお勧めします。

 

4.IBSの受診~治療の流れ

ここまでお話してきて、IBS(過敏性腸症候群)を含めた急な腹痛が続く場合は、「すぐに病院へ行ってください!」ということが、わかってもらえたと思います。

 

しかし、いざ病院へ行けと言われても、どこに行ったらいいかもわからないし、恥ずかしさなど不安な部分も多いため、二の足を踏んでしまうことでしょう。

 

そんなあなたのために、ここからは病院へ受診してから治療までの流れについてご紹介していきます。

4-1.まずは消化器科に受診する(ストレス要因が強い時は心療内科へ)

自分がIBSの病気かもしれないと思った時に、病院の何科に行けばいいのか迷いますよね。

 

このIBS症状による腹痛は、当然お腹に関する病気ですから消化器官の専門科に行けばいいと思いますが、ストレスなどの精神的な要因も大きく関わってくるため、心療内科や精神科という選択肢も入ってきます。

 

どちらに行けばいいか迷うところですが、まずはお腹の症状が最優先のため、消化器科か消化器内科、もしくは近くの病院に消化器官の専門科が無い場合は、その病院の内科まで行ってください。

 

また、自覚症状で、ストレスの要因が強い場合など、精神面に辛さを感じている時は、先に心療内科・精神科の受診をお勧めします。

 

IBSの症状かな?と思ったら(腹痛の症状が酷い場合)

→消化器科・消化器内科(近くの病院に専門科が無い時は内科へ)

腹痛の症状もあるけど精神的な辛さの方が大きい

→心療内科・精神科

4-2.問診の時は今自分が感じている症状をもれなく伝えること

実際に病院での診察は、風邪の時などと同じように、視診、触診、問診をおこないます。

 

特に、問診は自覚症状や精神的な面が関わってくるため、あなたの症状の度合によっては、30分~1時間くらいかけて診察することもあります。

 

そんな問診に備えて、この数ヶ月間の自覚症状や今自分がどう感じているのかなどを、もれなく伝えられるように、準備をしておくといいでしょう。

 

例えば・・・

・悩んでいる症状は下痢なのか、便秘なのか、それとも両方なのか

・下痢である場合は、1日の排便回数と便の性状

・便秘の場合は、どれくらい出ない日が続いているのか、便の性状はどうなのか

腹痛、おなら、膨満感など、腹部の症状はどんな状態なのか

・便通の異常と腹部の不快感はどちらが強いか

・こんな時に症状が起きるというきっかけがあるのかないのか

・ある場合はどんな時に起きるのか

・こういった症状がいつごろから起き始めたのか

 

 

など、細かいところまで答えられるようにしておけば、問診の時にスムーズに症状を医師へ伝えることができます。

 

また他にも……

・排便を済ますと、腹痛の症状がすぐに治まるか

・睡眠中に便意が来ることや腹痛で目が覚めることがよくあるか

・便に血液が混じっていないか

・症状が出始めてから、ダイエットもしていないのに急に痩せてきた

 

などといったことも重要なことのため、必ず伝えるようにしてください。

 

より内容に正確さを求めたいなら、日記を書くような感じで、お腹に違和感を持った頃から1ヶ月分の症状に関する記録を付けておくと、より医師に伝わりやすいです。

4-3.お薬による治療

診察が終わって、IBSの症状なのか、そうではなのかという診断を受けたら、医師によってお薬を処方してもらうことになります。

 

原則としてこの病気は、医師が処方したお薬を服用してもらいます。

 

市販のお薬を服用することが禁止ではないですが、市販のものは症状を治すことより一時的な痛みの緩和という意味合いが強いため、治すまでには至りません。

 

また、処方箋との飲み合わせも控えた方がいいため、病院で処方してもらったお薬と市販のお薬は、一緒に服用しないようにご注意ください。

4-4.すぐに検査を受ける場合もある

IBSの診察をおこなっている内に、医師の診断によって他の病気の疑いがある場合、すぐに血液検査や尿検査、便検査、腹部X線撮影などの、精密検査をおこなうこともあります。

この検査によって、第3章で紹介したようなIBSと間違えやすい病気の、どれかである疑いと診断されることもあります。

 

その結果によっては、大腸がんなどを調べるための検査である、注腸造影検査や大腸内視鏡検査などを、おこなうこともあるかもしれません。

 

5.<まとめ>

自分の生理現象である腹痛の話をすることは、正直恥ずかしいことだとは思いますが、まずは思い切って誰かに相談してみるのもいいかもしれません。

 

もし、今あなたが精神的に辛い思いをしていて、その思いを身近な誰かに相談できないというのであれば、今すぐ病院へ行ってみませんか?

 

きっとお医者さんが相談に乗ってアドバイスしてくれると思いますし、的確な改善方法を教えてくれるはずですよ。

 

私もIBSの可能性があるので、近い内に病院へ行ってみようと思っています。

あなたも1人で悩まずに、一緒に一歩を踏み出してみませんか。

 

【関連記事】

 


【参考書籍】

・伊藤克人『過敏性腸症候群の治し方がわかる本』主婦と生活社、2011

・Dr.ジェフリー M・ラックナー『IBS克服10nステップ 過敏性腸症候群で悩む人&専門家へ』星和書店、2012

関連記事