父親子育て参加|手伝うの意識から当り前の行動へ!

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男性が積極的に育児休暇を取得する、イクメンという言葉が流行るなど、「奥さんが家事と子育てをすべてやるのは当り前だ!」なんていう男性の古臭い考え方は、もう今の世の中では通用しなくなりました。

 

これは父親であるあなたが悪いわけではありませんが、思うような給料がもらえない今の世の中では、父親1人の給料で家族全員を養うのは難しい家庭も多いです。

そうなると、家計を支えるために奥さんにも働いてもらって、助け合っていくしかありませんよね。

 

専業主婦を一種の仕事として考えた場合に、専業主婦の週の平均労働時間は91.6時間と言われており、これは実に普通の会社員の約2倍以上の時間となります。

しかも年収に換算すると、約1,500万円の労働に値すると言われるぐらい家事は大変な労働なのです!

 

それなのに、家事や子育てといった家庭のことを奥さんにだけ任せて、自分は何も手助けをしないというのは、ちょっと都合の良すぎる話です。

奥さんには働いて家計の面を助けてもらっているのだから、あなたが家事や子育てを助けてあげるのは当り前のことなのです!

そもそも「子育てをするのは母親の仕事だ!」という、昔からの考え方自体が間違っているのですから。

 

あなたの愛する奥さんが産んだ子供は、紛れもなくあなたたち夫婦の子供です!

父親であるあなたも子育てをするのが当り前です!

 

今回の記事は、「父親子育て」についてご紹介させていただきます。

 

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目次

1.父親子育てに参加することで起こる5つの好影響

父親子育てに参加することによって、主に5つの好影響が生まれます。

 

父親子育てに積極的だと子供の自己評価が高くなる

父親子育てに積極的だと子供との強い絆が生まれやすい

・奥さんの子供に対する愛情が深まりやすい

・奥さんに「父親=魅力的な男性」と感じてもらえる

・子供は父親から褒められると自信が持てるようになる

 

以上の好影響をあなたの愛する子供や奥さんに与えるためにも、父親として積極的に子育て参加していきましょう。

1-1.父親子育てに積極的だと子供の自己評価が高くなる

子供は父親から積極的に子育てをしてもらえると、自分の自己評価が上がるとされており、存在価値を高めていくことができます。

 

子供が5~6歳のころに父親子育てに積極的だった家庭とそうでない家庭を対象に、その子供が10歳になった時点で質問してみると、以下の結果となりました。

 

*「自分は生きていても意味がない存在」だと思うか?

父親子育てに積極的だった家庭の子供 → 6.8%

父親子育てに消極的だった家庭の子供 → 18.5%

 

*「自分は独りぼっちな存在(孤独だと感じる)」だと思うか?

父親子育てに積極的だった家庭の子供 → 15.9%

父親子育てに消極的だった家庭の子供 → 30.8%

 

接する機会の多い母親と子供の間には、自然と自分が必要な存在であると感じられやすいですが、仕事が忙しいなどの理由で接する機会の少ない父親との間には、信頼関係が生まれにくいものです。

 

そんな父親が積極的に子育てをすることで、子供との信頼関係を築くことができ、父親と母親どちらにも愛されていると実感できた子供は、自分の存在価値を高めていけます。

 

自分の存在価値を低く感じてしまっている子供に対して、どんなに厳しくしつけをしたところで、孤独を感じてしまったり時には反抗的になったりしてしまいます。

 

まずは子供自身に「自分はお父さんとお母さんに愛されているんだ!」と、家族にとって価値のある存在なんだと思わせてあげて、自己評価を高めてあげてください。

1-2.父親子育てに積極的だと子供との強い絆が生まれやすい

核家族化が進んでいる今の世の中では、父親子育てに参加し、より密接した関係性を作って、子供との強い絆を育んでおく必要があります。

 

父親が子供と強い絆を育んでいくには、とにかく幼少期のころから一緒に触れあう時間が必要で、その記憶を強固にするには「一緒に遊ぶ」というのが一番です。

 

もちろん、おもちゃで遊んだりゲームをして遊んだりすることもいいですが、なるべく強い絆にするためには「一緒に体を動かして遊ぶ」ことをおすすめします。

 

生まれてから10ヶ月ぐらいもすれば、子供の体もある程度しっかりしてきます。

そのぐらいの年齢の時に父親が一緒に遊んであげられることは、

・高い高い

・飛行機ブーン

・お馬さんごっこ

などがあります。

 

また、もう少し年齢が上になってきたら、

・公園でのボール遊び

・お相撲ごっこ

などの体を動かした遊びができるでしょう。

 

子供との強い絆を深めるためにも、積極的に子育てに参加し、一緒に遊ぶ時間をたくさん作ってあげてください。

1-3.父親子育てに積極的だと奥さんの子供に対する愛情が深まりやすい

父親であるあなたが子育てに参加することで、あなたの奥さんの子供に対する愛情が深まりやすくなります。

 

共働きの家庭も多い今の世の中で、家事や子育てを奥さん1人に任せていてはストレスも溜まって、その苦労は計り知れないものがあるでしょう。

そんな心身の状態では、どんなに自分の愛する子供だとわかっていても、面倒くさくなったり嫌になってしまったりと、奥さんが子育てを放棄してしまうかもしれません。

 

そうならないためには、父親であるあなたの助けが必要になります。

本来であれば、父親子育てに参加するのは当り前のことですが、そうじゃない父親が多い中で、あなたが子育てに参加してあげられれば、奥さんにとってとても負担の軽減になります。

 

そうなれば少しでも奥さんの心身の状態は安定しますし、子供に対する意識も良い方向に向かうため、子供に対する愛情は深くなりやすいでしょう。

1-4.父親子育てに積極的だと奥さんが「父親=魅力的な男性」と感じられる

父親子育てに積極的な家庭では、奥さんが旦那さんを魅了的な男性であると感じている場合がほとんどです。

 

ある調査結果では、

*夫を魅力的な男性だと感じますか?

父親子育てに積極的な家庭 → 76.4%

父親子育てに消極的な家庭 → 51.9%

 

*夫とは今でも恋人同士のような関係ですか?

父親子育てに積極的な家庭 → 41.7%

父親子育てに消極的な家庭 → 29.6%

 

というように子育てに積極的な父親は、奥さんとの関係性が良好な割合が高いようです。

ある意味、奥さんや子供のこと(家族のこと)を考えて、子育てを積極的にやってくれる父親が好きになってもらえるのは、当り前のことですよね。

父親であるあなたが子育てに積極的だと、奥さんにとって魅力的な男性でい続けることもできるんですね。

ぜひ、奥さんにとって子育てに積極的な父親=素敵な旦那さん」の存在でいれるように頑張りましょう!

1-5.子供は父親から褒められると自信が持てるようになる

【1-1】の内容と似たところはありますが、子供は父親から褒められることで自信が持てるようになります。

 

子供にとって父親とは親であり、社会の先輩(良き見本)でもあります。

そんな父親に褒められて認めてもらえると、子供は自信を持てるようになるのです。

 

ただし、褒めてあげるからといって、甘やかすのはダメです。

大切なのは、「子供を否定しない!」ということ。

 

子供が悩んでいたら、しっかりと話を聞いてあげて、あきらかに間違った考え方をしている場合は除き、子供の考えを否定せずに最善の解決策を導いてあげましょう。

社会の先輩でもある父親から、自分の考えを否定されずに認めてもらえることは、子供にとって何よりもうれしいものです。

また、子供が何かで結果を残したり成功したりした時は、父親であるあなたが誰よりも褒めてあげてくださいね。

 

2.絶対に押さえておきたい父親がやるべき6つの行動

初めて父親になったあなたも、今まで父親としてほとんど子育てに参加してこなかったあなたも、いざ積極的に子育てをやってと言われて、どうしたらいいのかわからないという人も多いと思います。

 

そんなあなたに、

 

・できるだけ早く帰宅する

・人任せにせず自分のことは自分でやる

・子供のおむつ交換

・子供をお風呂に入れる

・子供の夜泣きをあやす

・夫婦で休日を分けあうようにする

 

という、父親子育てに参加するうえで、絶対に押さえておきたいやるべき6つの行動についてご紹介いたします。

2-1.【父親がやるべき行動・1】できるだけ早く帰宅する

仕事が終わったら、できるだけ早く帰宅するようにしましょう。

 

特に子供が幼少期のころは、ちょっと目を離しただけで危険なことをしている場合も多いです。

子育て以外にも家事で忙しい奥さんが、そんな子供を常時見続けておくのはとても大変なんです。

 

そのためにも、父親であるあなたができるだけ早く帰宅してあげて、子供のことを見ておいてくれるだけで、あなたの奥さんはとても助かります。

 

仕事が忙しくて早く帰宅したくても帰れないという人も多いでしょうが、早く帰宅できるような環境を作っておくことも、父親の大事な行動の1つですよ。

2-2.【父親がやるべき行動・2】人任せにせず自分のことは自分でやる

父親のダメな行動の1つに、なんでも人任せ(奥さん任せ)にして、自分のことを自分でやろうしないというのがあります。

 

子育てや家事でいっぱいいっぱいの奥さんに対して、

「俺の下着はどこ~?」

「ご飯はまだ~?」

「ビール持ってきて~!」

 

などといった言葉は、絶対に言ってはいけません。

 

子供がいる父親なら、もう立派な大人なはずです。

それぐらいのことは人任せにせずに、あなたがやるようにしてください。

 

もしあなたが奥さんの立場になったと想像してみて、子育てや家事で忙しい時に人任せな言葉を言われたら、間違いなくイラッとすると思います。

そのイラッとする気持ちが理解できたなら、もう人任せな言動はできませんよね。

2-3.【父親がやるべき行動・3】子供のおむつ交換

子育ての中でおむつ交換は、絶対に父親にもやってほしいことの1つだと思います。

ある意味、父親子育ての中では「基礎中の基礎」と言えるかもしれません。

まずは、ちゃんとおむつ交換をできるようになっておきましょう。

案外おむつ交換は、子供とのスキンシップの場となりやすいので、やってみると楽しいものですよ。

2-4.【父親がやるべき行動・4】子供をお風呂に入れる

子供をお風呂に入れるという行動も、子育ての中でぜひ父親にやってほしいことの1つです。

 

洗い物をしている間などに子供をお風呂に入れておいてくれると、奥さんもゆっくりと作業をすることができ、とても助かります。

ただし、子供がお風呂に入るタイミングにはお家に居る必要があるので、【2-1】の早く帰宅するというのも重要になってくるでしょう。

 

元気いっぱいの子供をお風呂に入れることは、結構大変なことだとは思います。

ですが、お風呂に入っている時に突然子供から「おしぇなか流しましゅね!」なんて言われたら、「この子も成長してるんだな~」と実感できるでしょうし、感動すら憶えるかもしれませんよ!

2-5.【父親がやるべき行動・5】子供の夜泣きをあやす

幼少期の子育てでとても苦労するのが、子供の夜泣きです。

子供の夜泣きに関しては、なるべく夫婦で話し合って分担するようにし、お互いに負担を軽減するようにしておいたほうがいいでしょう。

 

子供は突然泣くものだと理解していても、自分が寝ている時に泣かれてしまうのは、あまり気持ちのいいものではないですよね。

これを奥さん任せにしてしまえば、ストレスも溜まっていく一方ですし、最悪の場合は育児ノイローゼなどになってしまう事例も多々あります。

 

もちろん父親が1人でやるというのも大変なことなので、子供の夜泣きに関しては1人で背負うのではなく、夫婦で分担して協力し合うことがベストです。

2-6.【父親がやるべき行動・6】夫婦で休日を分けあうようにする

子育ての中でやるべき行動とは少し違いますが、いつも夫婦で子育てを頑張っているのですから、たまにはお互い息抜きができるよう、夫婦で休日を分け合うように促してあげるのも、父親がやるべき行動の1つです。

休日は家族みんなで遊びに行くという習慣は、家庭円満でいいことですが、夫婦もそれぞれ性格の違う1人の人間です。

たまには1人でゆっくり休むという時間も必要でしょう。

 

そのために、1ヶ月の中でこの週の週末は家族で出かける、この週の週末は奥さんが休む、この週の週末はあなた(父親)が休むというように、出かける時とそれぞれが休む時を決めておきましょう。

 

それぞれが休む時は、どちらかが子供のめんどうを見るようにします。

家族であり、夫婦であっても、1人でゆっくり休める時間は大切ですよ。

 

それに、父親であるあなたが1日中子供のめんどうをみてあげることによって、いかに普段奥さんが大変な思いをしているか、子育てが大変なことなのかを理解してあげられるいい機会にもなります。

 

3.父親子育てでやってはいけないNG行動

父親子育てに参加するうえで、やっておくべき行動をご紹介しましたが、当然やってはいけないNG行動もあります。

そんな父親子育てでやってはいけないNG行動の主な一例を、これからご紹介していきます。

3-1.子育てや家事を奥さんに任せっきりで手伝わない

子育てや家事を奥さんに任せっきりで手伝わない。

もちろんこれは100%アウトです!

父親子育て参加を考えるうえで、このような行動は絶対にありえません。

 

あなたも以下のような行動になっていませんか。

 

・大きな子供状態になっている

子育てや家事を手伝わないだけでなく、「自分の着ていた服を脱ぎっぱなしにしている」「食事や洋服など、何でもかんでも奥さんに用意してもらって持ってきてもらう」というように、まるで子供と同じような行動をとってしまう。

これじゃ奥さんにとっては、大きな子供が1人増えたようなものですよね。

 

・手伝わないくせに文句ばっかり言っている

手伝わないなら手伝わないで黙っていてくれればいいのですが、大抵こういう父親に限って手伝わないくせに文句ばっかり言いたがる人が多いです。

しまいには文句だけで済めばいいですが、手伝わないくせに自分の思い通りにならないからと暴力をふるってしまう最低な父親もいるようです。

自分の理想があって、文句を言う暇があるなら手伝いましょう!

3-2.しつけとして子供に暴力をふるうのは逆効果

昔からしつけと称して叩いたり殴ったりと、暴力をふるう父親は多いです。

そういったしつけの仕方が必要な場合もあるとは思いますが、かえって逆効果になりかねないことも多いでしょう。

 

それは、幼少期に親からの暴力を頻繁に受けていた子供は、大人になってからその子供自身が、暴力をふるう人間になってしまう確率が高くなると言われているからです。

暴力をふるっていた親が、将来要介護者になってしまい、その子供から暴力や虐待を受けてしまうなんてこともあるようです。

 

必要な場面もあるため難しい選択とはなりますが、なるべく暴力をふるわずに、言葉で子供にしつけができるよう、普段から良好な親子関係を築いておくことも大切です。

3-3.「奥さんへ言っちゃNGな言葉」に気をつけて!

子育て中の奥さんは、とてもピリピリしていてナーバスな状態です。

そんな時に、奥さんの考えとは相反する言葉をかけてしまうと、奥さんの嫌悪感は計り知れないでしょう。

 

父親として子育て参加をするうえで、「奥さんへ言っちゃNGな言葉」に気をつけておいてください。

また、それを踏まえたうえで、「奥さんの気持ちを考えた言葉」を、かけてあげるようにしましょう。

 

特に、奥さんへの感謝の言葉は必須ですね!

3-3-1.仕事から帰宅して、奥さんが子育てや家事に奔走している時

・奥さんへ言っちゃNGな言葉

→「お前はいつも家に居れて、楽できていいよな~」

 「ご飯まだ出てこないの~?」

 「家のことは全部お前の仕事だろ!俺は仕事で疲れてるんだぞ!」

※奥さんの家事や子育てを過小評価し、手伝うこともせずに、自分のことばかりを優先させようとする言動はNGです

 

・奥さんの気持ちを考えた言葉

→「毎日家事と子育てを頑張ってくれて、本当にいつもありがとう!」

 「今日は俺も手伝うから君は少しゆっくり休んでいてね!」

※毎日家事や子育てに奮闘している奥さんに対して、「いつもありがとう」の一言だけでもいいので、感謝の言葉をかけてあげてください

また、積極的に手伝ってあげることも大切です

3-3-2.仕事から帰宅して、ご飯を出してくれた奥さんに対して

・奥さんへ言っちゃNGな言葉

→「いつも味が薄いし、もうちょっと料理の腕上げてくれない?」

 「やっぱり俺はお母さんの味付けが好きなんだよね~」

※味付けなど、何かにつけて文句を言ってくる

特に母親の料理と比較してしまうのはNGな言動です

逆になんの反応もなく、ほぼ無視の状態も絶対にダメです

 

・奥さんの気持ちを考えた言葉

→「いつも美味しいご飯を作ってくれて、本当にありがとう!」

 「やっぱりお家で食べるご飯が一番美味しいね!」

※取りつくろった言葉でなくても、一言「美味しい」と伝えてあげましょう

ただ万が一、本当に「ちょっと美味しくないかな・・・」という時があれば、作ってくれた奥さんを責めることのないよう、優しく諭すように伝えてあげてください

3-3-3.周りの人たちに対して、奥さんを紹介する時

・奥さんへ言っちゃNGな言葉

(この場合は会社の上司や姑さんに対して、自分の奥さんを悪く言ってはダメな言葉)

→「うちの嫁は家事も苦手で全然ダメなんですよ~」

※あなたは会社の上司や姑さんに対して謙遜しているだけかもしれませんが、奥さんにとてはただの悪口です

 「うちの嫁と違って、○○さんの奥さんは本当にいい奥さんですね」

※相手の奥さんを立てて、自分の奥さんを謙遜しているのかもしれませんが、それを聞いたあなたの奥さんはとても傷つきます

 

・奥さんの気持ちを考えた言葉

→「うちの奥さんはいつも頑張ってくれていて、本当にいい奥さんなんですよ!」

※上司や知り合いの人に夫婦で挨拶をした後、奥さんのことを目の前で褒める

 「共働きなんだからもうちょっと家事や子育てのことは手を抜いてもいいのに、本当にいつも頑張ってくれてるんだよ!」

※姑さんが居る前で、奥さんのことを褒めてあげる

 

4.父親子育て参加は特に男の子にとって好影響

父親が積極的に子育てに関わることは、好影響を与えることばかりです。

 

父親子育てに参加することによって、奥さんから子供まで家族みんなに好影響を与えてくれますが、その中でも特に「男の子に対して好影響を与える」と言われています。

 

幼少期の男の子というのは、好奇心がとても旺盛な生き物です。

その有り余るエネルギーに対抗できるのは、やはり大人の男性である父親でしょう。

また、父親と男の子という同じ男性同士だからこそ、わかり合えることもあります。

4-1.父親は男の子の好奇心を育てることができる

常に「何かおもしろそうなことはないか」「不思議なことはないか」と、探し回っている好奇心が旺盛な男の子は、

 

・家の時計を分解して、中の構造がどうなっているのか部品だけにしてしまう

・この川はどこまで続いていくのか気になって、川沿いを歩き続ける

・どれだけ深くまでつながっているのか知りたくて、ひたすら庭の土を掘り続ける

 

などと、周りから見ると意味のないような行動をとってしまうものです。

 

男の子のこのような行動を見た時に、女性である母親だと「また変な行動をしている!」「そんなことしないの!」と、その行動を理解できずに抑止してしまう場合が多いです。

 

これが同じ男性である父親であれば、「俺も昔はそんなことやってたな~」と男の子の行動を理解してあげることができますし、止めることなく尊重してあげることができるでしょう。

 

自分の好奇心を止められずに、不思議だと思ったことを追求できた男の子は、わからないことやできないことはわかるまでとことん突き詰めることができ、簡単に諦めることのない粘り強い子になれる可能性を秘めています。

 

そういった体験が、将来勉強やスポーツの分野において、活かされるかもしれません。

4-2.父親のほうが一緒に自然体験をしてあげられる

今ご紹介した好奇心とつながる内容ですが、幼少期の男の子には好奇心のおもむくままに、「自然体験」をさせてあげるのも大切です。

 

・公園や広場で泥だらけになりながら元気いっぱいに遊ぶ

・動物や昆虫を見つけたり捕まえたりして遊ぶ

 

などの自然体験は、幼少期の男の子にとってとても大切で、

 

・元気いっぱいに遊ぶことで自然と体力が鍛えられる

・自然の中でしか得られない体験や知識を得ることができる

 

などといった効果も得られるでしょう。

 

ただし、子供1人で自然体験をさせようにも、危険な場所に行ったりそこで怪我をしたりするなど、ある程度の年齢になるまでは保護者が一緒にいて見守る必要があります。

 

外で遊ぶ時に一緒にいるのがもちろん母親でも問題ありませんが、女性は外で遊ぶのが嫌いだったり虫や動物が苦手だったりする人も多いです。

 

その点では、男性である父親のほうが、外で遊ぶのが好きな人も多いですし、虫や動物を普通に触れることができる人も多いでしょう。

 

そのため、子供に自然体験をさせるなら、自然の中で一緒に遊んだり体感したりすることができる父親はもってこいなのです。

 

また、もしも子供が危険な目に遭いそうになったり怪我をしそうになったりした時に、力の強い父親のほうが助けてあげられる可能性も高くなりやすいでしょう。

4-3.同じ男性である父親だからこそ理解してあげられることも多い

子供とはいっても、男の子も1人の男性です。

当然ながら、男性のことは同じ男性にしか理解できないことが多々あります。

そんな時に父親の出番なのです!

 

女性である母親には教えることができない

・男の子の身体の仕組みについて

・男の子特有の悩みについて

などを、同じ男性である父親であれば、解決してあげることができます。

 

普段から子育てに積極的であれば、子供(男の子)も父親に対して相談しやすくなりますし、そんななんでも相談できる頼もしい父親のようになりたいと、目標を持って頑張れる子になれるかもしれません。

 

5.「パパ友」を作ってみよう!

父親子育てをするうえで、「パパ友」を作っておくことはとても大切です。

 

子供が通っている保育園のお友達のお父さんやご近所の子供がいるお父さんなど、あなたの近くにいる子育て中の父親と、ぜひ「パパ友」になってください。

 

いざ、父親子育て参加しようとしても、わからないことや不慣れなことが多く、いろいろと上手くいかないこともあるでしょう。

あまりにも失敗続きで、奥さんに怒られたり子供にも嫌な顔をされたりでもしたら、正直やる気も無くなってしまいますよね。

 

そんな時に、自分と同じ悩みを持った子育て新米パパや子育て経験豊富なパパたちが「パパ友」としていれば、子育ての悩みを共感できたり解決してくれたりできます。

 

女性である奥さんや独身の友達、同僚には、子育てをしている父親の悩みは理解できません。

子育てをしている父親の悩みは、同じように子育てをしている父親にしかわかりませんよね。

 

また、「パパ友」を作るメリットとして、あなたが住んでいる地域の父親たちで団結することによって、その地域の安全を守ることができます。

その地域の「パパ友」によるセーフティーネットを作るのです。

 

「パパ友」によるセーフティーネットを作ることによって、

その地域に住む各家庭の交流が生まれやすくなったり、男性である父親たちが目を光らせておくことで、不審者などの犯罪の抑止にもつながりやすくなったりします。

 

共感性やコミュニケーション欲求の強い女性と違って、男性はあまり他人との共感性が強くないと言われています。

そんな男性である父親が、あまり話したこともない父親たちといきなり「パパ友」になろうというのは、緊張して結構勇気がいることだと思います。

 

ですが、あなたの周りにいる父親たちも、あなたと同じ「我が子を愛する1人の父親なのです。

ある意味、同じ思いを持った同志である父親たちと、おもいっきって「パパ友」になってみてください。

 

6.<まとめ>

今回の「父親子育て」についての記事はいかがだったでしょうか。

 

父親子育てすることによる子供への効果、そして普段あなたの奥さんがどれだけ大変なのかというのが、少しはわかっていただけたのではないかと思います。

 

ちゃんと父親子育てに参加している家庭は、家族との関係が円満な場合が多いです。

あなたにも、家族みんなに愛される父親でいてほしいですね。

 

また、旦那さんが子育てに参加しやすい環境を、奥さんが作ってあげることも大切です。

旦那さんが奥さんの大変さを理解するのと同時に、奥さんも旦那さんの大変さを理解してあげてください。

 

慣れない子育てになんとか奮闘しているのですから、少々の失敗は見過ごして許してあげてほしいですね。

 

旦那さんと奥さんで子育てを協力しあって、お互いのことを尊重しあいながら、ぜひ幸せな家庭を築いてほしいと思います。

 

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【参考書籍】

・明橋大二『忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス』1万年堂出版、2007

・松永暢史『男の子を伸ばす父親は、ここが違う!』扶桑社、2010

・NPO法人ファザーリング・ジャパン『新しいパパの教科書』学研教育出版、2013

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