子供身長を伸ばす|親御さんができることをトコトン解説!

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子供 身長アイキャッチ

「うちの子、大きくならなかったらどうしよう…」身長が低いお子さんをお持ちの親御さんは、すごく心配になってしまいますよね…。今回はそんな親御さんに嬉しい、「子供身長」についてのページです。

 

ちなみにこのページでは、

 

  • 子供の平均身長はどれくらいなのか
  • どうやったら身長が伸びやすくなるのか
  • 病院に行くべきときはどんなときなのか

 

などについて、詳しくお話ししていこうと思います。

子供身長を伸ばせるヒントが満載なので、ぜひ読んでみてくださいね♪

 

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1. 平均身長を知ろう

まずは平均身長についてご紹介します。

ぜひ、あなたのお子さんの身長・体重と比べてみてください。

背の高さ平均画像

「うちの子は平均身長よりも低い。どうやったら伸びるんだろう」「平均身長には達しているが、もっと伸ばしてあげたい」

そう思った親御さんもいるのでは…?

 

ということで、次の章からは「どうやったら身長が伸びるのか」について見ていこうと思います!

 

2. 子供身長はどうやったら伸びるの?

それでは、子供身長を伸ばすために大切なことをお話ししていきます。

 

子供身長を伸ばすために、やっていただきたいこと。

それは「成長ホルモンの分泌を促す」ということです。

 

成長ホルモンといえば、脳下垂体から分泌されるホルモンなのですが、どうして成長ホルモンの分泌を促すべきなのでしょうか?

 

その理由は、成長ホルモンが子供の骨に存在する「骨端線」に作用するからです。

 

「骨端線」とは、以下のイラストでいうと赤線の部分のことをいいます。

骨端線の場所画像

(出典:http://sp-kodama.com/post-938/

 

 

子供身長は、この骨端線に存在している「軟骨芽細胞」が増えていくことで、身長が高くなります。そして、身体が大人の状態になるにつれ、骨端線は固まってしまい、身長もあまり伸びなくなってしまうのです。

 

そのため、子供身長を少しでも高く伸ばしてあげるには、骨端線に作用する「成長ホルモンの分泌」を促すのが効果的。

 

そして、子供の成長ホルモンを正常に分泌させるために、親御さんができることは以下の3つです。

 

  • 栄養バランスの良い食事をとらせる
  • ほどよい運動をさせる
  • 睡眠をきちんととらせる

 

この3つは、「子供身長を伸ばす」だけでなく、「子供が健康でいるため」にも大切なこと。それぞれ具体的に説明していきますので、「子供の健やかな成長」のためにも、ぜひ実践してみてくださいね♪

 

―補足:うちの子、骨端線は残ってる?—

骨端線が閉じてしまう年齢は人によって違います。

10代前半で骨端線が閉じてしまう人もいれば、20代なのにまだ残っている人もまれにいるのです。

 

子供の骨にまだ骨端線が残っているのか」を調べたい場合は、病院(小児科や整形外科)でレントゲンを撮ってもらい、お医者さんの診察を受けてください。

 

ただし、「ただ骨端線の有無を調べるだけ」では、保険適用外になり、全て自費で支払わなければない場合があります。さらに、病院によっては、「病気ではないから」とレントゲン撮影を行ってくれないところも。そのため、骨端線の有無を調べる場合は、事前に病院に問い合わせるようにしましょう。

 

3. 栄養バランスの良い食事をとらせよう!

お子さんが食べているごはんの栄養バランスはどうでしょうか…?

「野菜をあまり食べない」「ファストフードばかり食べている」そんなお子さんは、栄養バランスが崩れている可能性大!まずは「子供の食事改善」から行っていきましょう。

 

そして、栄養バランスの良い食事に欠かせないのが「五大栄養素」です。

 

身長だけでなく、身体全体の成長にも必要となりますので、きちんと摂れるように心がけてくださいね。

 

3-1. 「五大栄養素」ってなに?

五大栄養素とは「たんぱく質」「脂質」「糖質」「ミネラル」「ビタミン」のことをいいます。

では実際に、それらの栄養素には、どんな役割があるのでしょうか。

 

・たんぱく質

「たんぱく質」は、身体の筋肉・皮膚・内臓などを作っています。さらに、人体から分泌される様々なホルモン(成長ホルモンも含む)や、病気から身体を守る免疫細胞を作る成分ともなります。さらに子供のたんぱく質不足は、発達障害にも繋がるので注意が必要です。

 

・脂質

「脂質」は、筋肉や内臓を衝撃から守る役割があります。さらに、脂質もホルモン分泌のために必要となる栄養素です。

 

また、脂質をバランスよく身体に取り込むためには、「不飽和脂肪酸」をきちんと摂るようにしましょう。「不飽和脂肪酸」は、血液中の余分な脂質を減らし、血流をよくしてくれます。

 

不飽和脂肪酸には、「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸(n3系、n6系)」の2種類があり、どちらも血液に含まれる脂質の量をコントロール。一価不飽和脂肪酸は、オリーブオイル・ひまわり油などに含まれており、多価不飽和脂肪酸は、魚の油(n3系)や大豆油(n6系)などに含まれています。

 

さらに、不飽和脂肪酸が不足すると、「子供がアレルギー体質になってしまう可能性が上がる」ということも覚えておいてください。

 

※マーガリンやショートニングに含まれる「トランス脂肪酸」も不飽和脂肪酸の一種。ただし、トランス脂肪酸については、子供にあまり摂らせないようにしてください。「がん・動脈硬化・心臓疾患などの、重大な病気になるリスクを高める」といわれています

 

・糖質

「糖質」は脳に活力を与えてくれます。仮に糖質が不足した場合は、子供がイライラしてしまったり、疲労を感じてしまう原因となります。子供の精神状態を安定させるためにも、糖質は大事なんですね。

 

・ミネラル

「ミネラル」は、骨や歯を作るもととなり、さらに体調を整える役割もあります。ちなみに、「カルシウム」「マグネシウム」「亜鉛」「鉄分」もミネラルの一種。

 

みなさんご存知の通り、「カルシウム」は伸びた骨を強くしてくれます。

そして、そのカルシウムの吸収を促してくれるが「マグネシウム」なのです。

 

さらに、「亜鉛」にはホルモン分泌を促す効果が。

「鉄分」は、身体を巡る血液のもととなり、血液は各臓器に栄養素を届けてくれます。

 

・ビタミン

「ビタミン」には色々な種類があり、ビタミンA、B1、B2、B6、C、D、E、Kなどがあります。これらのビタミンは、上でご紹介している「たんぱく質」「脂質」「糖質」の働きを助ける役割があるので、ぜひ摂らせてください。

 

また、「ビタミンD」や「ビタミンK」にも、カルシウムの働きをサポートする効果があり、骨を強くするのに一役買ってくれます。

 

―補足:「過剰摂取」はさせないで!—

子供にとって必要な栄養素だから」といって、過剰に特定の栄養素を摂取させることはやめましょう。「必要な栄養素を必要なだけ摂ること」が健康な身体をキープするために大切です。http://www.glico.co.jp/navi/e07.htmlはお菓子などで有名な「グリコ」のページ。各栄養素の目安についてきちんと記載があって、とても分かりやすいです♪

 

3-2. 子供の食事に関するお役立ちページ

「どうやって五大栄養素を上手に摂らせればいいの?」「子供の好き嫌いが多くて困っているんだよね」という親御さんもいるはず…。

 

そんな親御さんに向けて、当ホームページでは、子供の食事に関するページをいくつかご用意しています。どれも「子供の食事」に関して詳しく書かれているページで、とても参考になると思います。

 

この機会にぜひ覗いてみてくださいね♪

 

子供を育てる食事を作ろう!あなたに知ってほしい3つのこと」

→五大栄養素がどんな食品に含まれているかを記載しています。また、どんな栄養素と栄養素を組み合わせれば、身体が効率的に吸収できるについても記載されていて、すごく役立つ記事です。

 

「野菜嫌いを克服!知ろう、嫌いにつながる3つの理由と対策法」

→野菜嫌いの子供って本当に多いですよね…。そんな「子供の野菜嫌い」を克服するヒントが満載のページです。「子供がどうして野菜嫌いになってしまうのか」「野菜をどのように工夫して調理すべきか」などについて詳しく書いてありますよ♪

 

子供の偏食は環境で治る!?『食べたい』気持ちの育て方!」

→「子供の偏食をどうにかしたい」「子供が小食で心配」そんな悩みを持っている親御さんにぴったりの記事です。「なぜ子供が偏食になるのか」「偏食をどうやって治せばいいのか」などについて記載しています。ぜひ読んでみてください♪

 

上でご紹介している記事の中には、「小さな子供向けだな」と感じるものもあるかもしれません。しかし、各記事に記載してある内容は、基本的にはどんな年齢のお子さんに対しても大事なことです。

 

4. ほどよい運動をさせよう!

身長を伸ばすためには「ほどよい運動をさせること」も大切。

ほどよい運動は、成長ホルモンの分泌を促します♪

 

4-1. 運動によって「成長ホルモン」が分泌される

運動には「有酸素運動」と「無酸素運動」があり、どちらも成長ホルモンの分泌を促します。

 

まず、有酸素運動をすると、血液に含まれる「一酸化窒素」の量を増えます。

そして、その一酸化窒素が成長ホルモンの分泌を促進し、さらに血の巡りも良くしてくれます。

 

一方、無酸素運動をすると、身体の中で「乳酸」が発生。

この乳酸も、成長ホルモンの分泌に働きかけます。

 

―有酸素運動—

・ウォーキング

・ジョギング

・水泳

・サイクリング

・ヨガ      など

 

―無酸素運動—

・腕立て伏せ

・重量挙げ

・腹筋

・短距離走

・スクワット   など

 

4-2. 運動をすることは「良い睡眠」に繋がる

睡眠中にも、成長ホルモンは分泌されます。そのため、身長を伸ばしたい子供こそ、たっぷりと睡眠をとるべきです。

 

そして、良い睡眠のために必要なのが「肉体的な疲労」です。

当然のことですが、運動をすると、肉体的に疲れますよね。それが大切なのです。

 

そして、外で運動し、日光を浴びると身体の中で「ビタミンD」が作られます。

このページの「2-1. 『五大栄養素』ってなに?」でお話ししたとおり、ビタミンDはカルシウムの吸収をサポートします。

 

4-3. 「運動のさせすぎ」はNG!

運動は、子供の身体に無理のない範囲で行わせることがポイントです。

 

また、あまりにも辛く激しすぎる運動は、子供の食欲低下や、せっかく摂取した栄養素が疲労回復のために使われてしまう原因となります。

 

身長を伸ばすため!」と、子供が嫌がっているのに、何時間も運動をさせるのは絶対にやめてください。

 

5. きちんと「睡眠」をとらせる

成長ホルモンが一番多く分泌されるのが、子供が「眠っている間」。

子供が眠りについて2時間後くらいから、成長ホルモンが分泌されはじめます。

 

「寝る子は育つ」は本当です。

子供の成長のためにも「夜更かし」はさせないようにしましょう。

 

ちなみに、子供の理想的な睡眠時間は以下の通りです。

 

「新生児・乳児」の睡眠時間(13時間~17時間)

「1歳~3歳」の睡眠時間(12~14時間)

「4~6歳」の睡眠時間(10~13時間)

「6~12歳」の睡眠時間(9.5~11時間)

「13~18歳」の睡眠時間(8~9.5時間)

 

(出典:http://emetore.com/children-sleep-time/

 

「うちの子、睡眠時間が足りてないかも…」と感じた場合は、理想の睡眠時間に少しでも近づけるようにしましょう。

 

6. 「子供身長があまりにも低いかも」と思ったら病院へ

「成長曲線」と子供身長を比べることで、子供が「低身長で病院にかかるべきかどうか」を知ることができます。

 

成長曲線は母子手帳にも載っているので、見たことがある人も多いと思いますが、見たことのない人は以下の外部ページで成長曲線をダウンロードし、確認してみるのがおすすめです。

 

http://ghw.pfizer.co.jp/c_down/

 

成長曲線に対し、お子さんの身長が-2.0SD(※)よりも下回っている場合は、お医者さんに診てもらうべきです。もしかすると、お子さんの低身長は、病気が原因かもしれません。

 

ちなみに、どんな病気の可能性があるのかというと、ホルモン分泌異常・染色体異常・内臓の病気・骨の異常などが疑われます。

 

※SDとは

‥SDとは“Standard Deviation”の略で、日本語でいうと「標準偏差」のことです。標準偏差とは、子供身長・体重が「どれくらいであるべきか」を示した値の範囲だと思ってください。

 

7. 「親の身長は、子供身長に遺伝する」って本当なの?

「親の身長は、子供身長に遺伝する」とよくいいますが、これは本当のことです。

 

しかし、「親である私が小さいから、この子の身長も伸びないのか…」とあまり悲観的になることはありません。親の身長子供に遺伝するのは、実際のところは25%くらい。

 

遺伝よりも、このページの2章~5章でご紹介している「食事」「運動」「睡眠」がどれだけ充実しているかが大切です。それにより、子供身長が伸びるかどうかが変わってきます。

 

―補足:「遺伝だけで考えた場合、子供がどれくらいの身長になるか」が知りたい場合―

親の身長をもとに、「子供が将来、どれくらいの身長になるか」を予測することができます。

 

男の子の場合は、「(お父さんの身長+お母さんの身長+13)÷2+2」で予測身長を導き出せます。

 

例:お父さんが175cm、お母さんが155cmの場合

(175+155+13)÷2+2=173.5cm

 

女の子の場合は、「(お父さんの身長+お母さんの身長-13)÷2+2」で予測身長を導き出せます。

 

例:お父さんが170cm、お母さんが160cmの場合

(170+160-13)÷2+2=160.5cm

 

上記の計算は「『親の身長のみ(=遺伝のみ)』だけで考えた場合である」ということを覚えておいてください。先ほどお話しした通り、子供身長は遺伝だけでは決まらないので、「予測身長が低かった…」と落胆する必要はありません。

 

8. まとめ

子供にはぐんぐん育ってほしい!」というのが、親御さんの願いですよね♪

そんな願いを叶えるために、今日できることから始めてみましょう。

 

ただし、「子供に無理強いをすること」はあまりしないであげてください。

子供がストレスを抱え、しんどくなってしまう原因になります。

 

また、子供身長が極端に低い場合を除いて、親御さんは「子供身長が低い…」とあまりにも気にする必要はありません。子供の成長に必要なことをしてあげ、それでも背が低いのであれば、それは個性です。

 

「背が高いこと」は良いことで、「背が低いこと」は悪いことではないのです。

 

そんなことよりも、あなたのお子さんが、あなたのお子さんらしく、のびのびと健康に暮らしていけるのが一番素敵なことですね♪

 

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