赤ちゃんが生まれる準備をするとき、ワクワクしますよね。
可愛い洋服を手に取って色々想像していると、とても幸せな気分になります。
幸せな時間ですが、準備段階で悩むことが多いのが、お出かけ用品です。
特にベビーカーの選び方がわからない!! と悩んでいることでしょう。
出産準備雑誌や、実際店舗に所狭しと並んでいるベビーカーを見て、「こんなに種類があるの? どうやって選ぶの?」と驚く人もいるかもしれませんね。
確かに、ベビーカーは大切な赤ちゃんを乗せるものですから、きちんと選んで購入したいと考えるのが当たり前ですよね。
また、安い買い物ではないので、絶対に失敗したくありません。
ベビーカーには、A型、B型、バギーなどいくつかの種類があります。
構造や重さ、使える月齢もそれぞれ違います。
種類が多いということは選択肢が豊富だということです。
きちんと理解したうえで選べば、あなたのライフスタイルに合ったベビーカーを見つけることができます。
ここでは、あなたと赤ちゃんのお出かけがより充実するように、ベビーカーの種類やそれぞれの良いところをお伝えしていきます。
もちろん、欠点もきちんとお伝えします。
赤ちゃんとのお出かけはとても楽しいものですよ。
より楽しくなるように、お気に入りのベビーカーを見つけましょう。
1.ベビーカーを選ぶうえで知ってほしいこと
ベビーカーにはA型、B型、バギーという種類があります。
A型は比較的頑丈な作りになっている分、重さがあるものが多いです。
B型は首や腰がすわるまで乗れませんが、軽く、A型よりも比較的低価格の場合が多いです。
また、B型よりもさらに軽い、バギーもあります。
ですから、ベビーカーの選択肢は1つではありません。
どのような種類があって、それぞれどのような良いところがあるか、欠点はどういうところなのか、ということを知ってから準備しても遅くはありません。
あなたが何も知らないまま高い買い物をして、損をしないように、まずはそれぞれの特徴を見ていきましょう。
1-1.ベビーカーにはA型B型があります
ベビーカーは大きく分けて「A型」「B型」という型があります。
さらに、B型ベビーカーよりもコンパクトで軽い「バギー」もあります。
(※1)ベビーカーの価格は、発売時期やその機種の機能などにより差があります。
A型べビーカーは、生後約1ヶ月から、2~3歳頃まで使用できます。
また、A型ベビーカーは種類も多く、シートのリクライニングがほぼフラットになるので、まだ首も腰もすわらず寝たままの赤ちゃんでも使用可能です。
B型ベビーカーは首や腰がすわった生後7ヶ月頃から使用できます。
A型に比べて軽く、コンパクトなものが多いです。
あなたがベビーカーをどのぐらいの時期から使い始めたいかで、選び方が変わってきます。
1-2.A型ベビーカー(生後1ヶ月~可)のメリット・デメリット
- 生後1ヶ月という早い段階から2歳頃まで長く使える
- 生後すぐに座った状態を保てない赤ちゃんのため、シートをフラットで寝せたままにできる
- 生後すぐ使えるように、広くゆとりがある
- 機能が充実している
- ゆとりを持たせた作りで大きいため場所を取る
- 作りが頑丈な分、重さがある
- 高額なものが多い
1-3.B型ベビーカー(生後1ヶ月~可)のメリット・デメリット
- 軽いので持ち運びが楽
- コンパクトで小回りが利く
- 折りたたんだときに非常にコンパクトになる
- 機能を簡単にしているため低価格
- 生後7ヶ月で、首と腰がすわってから(※2)でないと使えない
- シートのリクライニング角度に制限(130度前後)があるのでフラットにはできない
(※2)首すわりは生後4ヶ月ごろ、腰すわりは生後6ヶ月頃。個人差あり。
1-4.バギーって? A型・B型ベビーカーとの違い
ベビーカーについて調べていると、A型、B型のほかに、「バギー」という存在があることにも気づきますよね。
バギーの基本的な機能はB型ベビーカーとほとんど同じです。
- 生後7ヶ月から使用可
- 軽くコンパクト
- たたんだときに非常にコンパクトになり、傘のように棒状にできるものもある
- クッション性はほとんどなく衝撃が伝わりやすいため、長時間の使用には向かない
- B型よりもさらに低価格
以上の点から、バギーはあくまでも「歩ける子供の補助用」として考えた方が良さそうですね。
1-5.べビーカーは何歳ぐらいまで使えるのか
ベビーカーは、3歳頃まで使えます。
ベビーカーの耐荷重量は一部の機種を除いて15㎏以下です。
男女共に3歳児の体重はおよそ13㎏から15㎏ですから、3歳頃までということになります。
ベビーカーは、思いきり走り回ることができるようになる3歳頃には、ほとんど使うことがなくなります。
このころは何にでも興味津々で、おとなしくベビーカーに乗っていられずに、立ち上がったりベルトを外して脱出したりするなんていうこともできる年齢です。
それにともなって体重もどんどん増えますので、自然に使うことがなくなるでしょう。
2.ベビーカーを選ぶときに重視したいこと
ベビーカーは1台1台特徴が違いますが、あなたが特に重視したいことに合ったものを選びたいですね。
以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
●電車・バス移動が多い人
→ 扱いやすく軽いものを選びましょう
●快適に移動したい人
→ 押しやすく小回りが利くものを選びましょう
●赤ちゃんの居心地と安全性が大事な人
→ 不快な状態を防ぎ、居心地良く安全性が高いものを選びましょう。
このように、あなたの要望をできるだけカバーできるベビーカーを探したいですが、機種が多い現在であっても、デメリットが1つもないというべビーカーはありません。
それぞれメリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを踏まえて、あなたのライフスタイルに合ったベビーカーを見つけましょう。
2-1.電車・バス移動が多い人は、扱いやすく軽いものを選びましょう。
電車・バス移動が多い場合は、以下の4つが当てはまるベビーカーが良いです。
1.軽い → 女性が片手で軽く持てる重さのもの
2.コンパクト → できるだけ薄くなるもの
3.たたみやすい → 片手でワンタッチでできるなど、簡単にたためるもの
4.自立する → たたんだときに自立しないと横倒しで場所を取るので自立するもの
日常生活のなかで車での移動が少なく、電車やバスでの移動が多いという人は、必然的にベビーカーを持ち運ぶことが多くなります。
「扱いやすく軽いもの」を優先しましょう。
2-1-1.「扱いやすく軽いもの」であることが大事な理由
バリアフリー化しているとはいえ、都会の駅であっても、まだエレベーターが設置されていない場所があります。
例えば電車の乗り換えでホーム移動するとき、
赤ちゃんを抱っこして…
オムツや着替えなどたくさんの荷物を持って…
ベビーカーをたたんで持ち上げて運ぶ…
とても大変ですよね。
外出するともちろん、全ての場所が「ベビーカーOK」というわけにはいきません。
たたんで、持ち運んで、立てて置いて、開いて・・・という作業をしなければならないのです。
ですから「扱いやすく軽いもの」であることが大事なのです。
ベビーカーを動かす側であるあなたが、扱いやすく軽い、と感じるベビーカーを選びましょう。
2-1-2.「軽い!」と感じるベビーカーはどのぐらいの重さ?
軽さを売りにしている機種の場合、A型であれば5kg以下の機種が多いです。
では、実際軽く感じる重さとは大体どのぐらいを言うのでしょうか。
「女性が楽に持てる重さ」は、4㎏程度です。
4㎏であれば、2ℓのペットボトル2本ですね。
大体5kg以下のベビーカーであれば、持っていても「軽い!」と実感できます。
軽さを重視する場合はB型ベビーカーにするべき?と考えますが、最近は、A型ベビーカーでも軽く作られているものがあり、5㎏以下の機種もあります。
実際にお店で持ち上げてみてください。
機種によってだいぶ差があることを実感できますよ。
【例えばこんなベビーカー】 ●ピジョン PATTAN(パタン)
・軽い!!(4.7kg)
・名前の通り、片手でパタンと簡単にたためて、開くのも片手でできる
・キャリーバッグのように引いて運んだり、肩にかけて運ぶことができる
2-2.快適に移動するためには、押しやすいものを選びましょう
押しやすいベビーカーを選ぶポイントは3つあります。
1.ハンドルの高さと角度が変えられる
→人により押しやすい高さ・角度が違うので、高さ・角度を変えられるものが便利。
長身の人や男性でも押しやすくなる。
2.三輪タイプ
→前輪が1輪のため路面の抵抗を受けにくく、走行性が良く押しやすい。
ただし、折りたたんでもあまり小さくならないものが多い。
3.シート切り替え式の両対面ベビーカー
→シートの向きを変えて背面・対面を切り替えるタイプ。
従来のハンドルで切り替えるタイプと違い重心が変わらず、対面でも背面でもコントロールしやすい。
ただし、片手でたたむことはできない。
赤ちゃんを連れて出かけるのは、言うまでもなく一人のときよりも大変です。
押しづらく、方向転換でもたつくベビーカーでは、出かけるのが億劫ですよね。
そういうあなたは、快適な移動が可能なベビーカーが良いです。
「押しやすく小回りがきくもの」を探しましょう。
【例えばこんなベビーカー】 ●ペグ・ベレーゴ Si Switch
・対面・背面切り替え時シートを外して回転させるもの
・シートで切り替えるので心重心が変わらずコントロールしやすい
【例えばこんなベビーカー】 ●エアバギー ココブレーキ
・前輪が1輪なので路面抵抗を受けにくく、方向をコントロールしやすい
・軽い力でスーッと押しやすい
2-3.大切な赤ちゃんのために、居心地良く安全性が高いものを選びましょう
居心地が良く安全なベビーカーを見つけるために、以下の5つに注目しましょう。
1.シートをフラットにできる
→首すわり前はもちろん、その後も寝てしまったときにはシートをフラットにできると良い。
2.シートが高い
→日差しの照り返し、地面からのホコリから守る。最近はシートが高いものが多いです。
3.ホロ(※3)が大きい
→夏の強い日差しや冬の冷たい風から守る。
(※3)「ホロ」=「幌」。風雨や日光、ホコリなどを防ぐための覆い
4.振動、衝撃の吸収性が高い
→路面のガタガタが伝わらないようにする。
5.シートの通気性が良く外して洗える
→汗っかきな赤ちゃんのため、通気性がよく、シートを取り外して洗えるものなら清潔を保てる。
6.安定性がある
→軽い機種より重さのある機種のほうが安定するが、軽い機種でもぐらつきを軽減させるものもある。
ベビーカーは大切な赤ちゃんを乗せるものです。
できる限り「赤ちゃんの居心地が良く、安全なベビーカー」を選びたいですよね。
赤ちゃんにとって一番心地良いのは、もちろん抱っこをされているときでしょう。
しかし、外出時にたくさんの荷物を抱えているうえに長時間抱っこをするというのは非常に大変です。
ベビーカーがあれば・・・と考えるのは当然ですよね。
抱っこの心地良さには及びませんが、ベビーカーにも最大限居心地の良さを求めましょう。
また、赤ちゃんのことを考えるなら、安全性も重要なポイントです。
赤ちゃんもあなたも安心できるよう、できる限り不快な状態を取り除くとともに、安全なベビーカーを選びましょう。
【例えばこんなベビーカー】 ●アップリカ オプティア
・赤ちゃんの快適さを考えたベビーカー
・振動40%カット
・紫外線99%カット
3.実際にベビーカーを準備する
ベビーカーの選び方についてお伝えしてきましたが、実際に準備するのは赤ちゃんとの生活に少し慣れてからで良いですから、それほど焦らなくても大丈夫です。
ここまでで選び方もわかったことですし、失敗しないようにじっくり選びましょう。
また「ベビーカーは使う期間が限られているものだから、お金をかけたくない!」 というあなた。
運が良ければ譲ってもらえたり、借りたり、という方法もありますよ。
3-1.ベビーカーを買うのは 出産前? 出産後?
ベビーカーは、赤ちゃんが生まれて1ヶ月ぐらい経過してから準備しても遅くはありません。
しかし、これから出産をするあなたは、赤ちゃんとの生活はきっと忙しくなると考えていることでしょう。
そして、忙しくなる前に「早めに準備したほうが良いのでは?」と思っていますよね。
しかし、今あなたが妊娠中で初めての出産だとすると、まだ実際に赤ちゃんと生活していないということになります。実際に生活をしていなければ、赤ちゃんとの生活をイメージするのは少し難しいかもしれません。
赤ちゃんと生活を共にしたうえで、どのようなベビーカーが合っているかをじっくり考えましょう。
赤ちゃんと一緒に外出できるのは生後およそ1ヶ月過ぎてからです。
そのぐらいのタイミングで一緒に店舗へ連れて行って選ぶと良いでしょう。
3-2.買うときのチェックポイント
ベビーカーを実際に店舗に見に行ったときのチェックポイントは以下の7つです。
*ベビーカーを選ぶチェックポイント
1.シートをフラットにして赤ちゃんを乗せ、シートの角度を確認する
↓
2.乗せたまま押して、走行性はどうか確認する
↓
3.対面にして、背面時との走行性の違いをみる
↓
4.赤ちゃんを降ろしてたたみ、たたみやすさを確認する
↓ ※片手でできる機種であれば片手でやってみる
5.持ち上げて重さを確認する
↓
6.たたんだときの大きさ・薄さを見て、立ててみて自立するかどうか確認する
↓
7.たたんだ状態から開き、開きやすさを確認する
おおまかな機能はこれでチェックできます。
気になる機種を何台か選んで、実践しましょう。
ベビーカー選びに行くときは、可能であれば赤ちゃんも一緒に連れて行ってほしいです。
ベビーカーに実際に乗せることで、赤ちゃんとのお出かけをイメージでき、選びやすくなるのでおすすめします。
赤ちゃんを連れて行くのが難しければ、赤ちゃんの標準体重(※4)で作られている人形を備えている店舗もありますので、活用してみましょう。
(※4)「赤ちゃんの標準体重」:生まれてすぐは3㎏、外出のできる生後1ヶ月ごろには、男女ともに4~5㎏程度
3-3.できるだけお金をかけずベビーカーを手に入れる方法
「ベビーカーは3歳ごろまでしか使えないから、できるだけ安く済ませたい」というあなた。
ベビーカーは新品を購入するほかにも手に入れる方法が3つあります。
1.もらう
2.安く買う
3.借りる
この3つです。
そもそもベビーカーは、チャイルドシートのように義務付けされていないので、絶対に必要なもの!というわけではありません。
一人歩きできるようになるまではひたすら抱っこなどでがんばり、買わないという選択肢もあります。
とはいえ、あったほうが断然便利ですし、始終抱っこでは疲れてしまいます。
お出かけは楽しいほうが良いですよね。
できるだけお金をかけずにベビーカーを準備できればラッキーですね。
3-3-1.もらう
≪知り合いから譲り受ける≫
知り合いに、「使っていないベビーカーがあるよ」という人はいないでしょうか。
実はベビーカーは、使っている間は便利ですが、大きくなって使わなくなった途端に置き場所に困るなど、邪魔な存在になります。
とはいえ、処分するのももったいないですし、実はどうしようかと困っている人が意外に多いです。
あなたの探しているものと近いもので、まだ安全に使えそうなベビーカーを譲ってもらえるのであれば、好意に甘えるのも良いでしょう。
3-3-2.安く買う
≪オークションやフリマサイトを利用する≫
あなたも一度はネットオークションやフリマサイトをのぞいたことがあると思いますが、ベビー用品は割と出品数が多く、ベビーカーもよく出品されています。
格安で手に入るなら中古のベビーカーでもいいというあなたは、ぜひ利用してみましょう。
≪リサイクルショップで探す≫
リサイクルショップに常にベビーカーがあるわけではないので運まかせですが、実物を見られる点では良い方法です。
≪使用していたベビーカーを売却し、新品購入資金に充てる≫
ベビーカーは、使用年数や機種、状態によりますが、買取専門の店舗ですと、新品価格の2割~1割程度と安いですが買い取ってもらえる場合があります。
また、ネットオークションやフリマサイトを利用して売るという手段もあります。
ネットオークションやフリマサイトは自分で金額を決められるので、欲しい人がいれば、買取店舗よりも少し高値で売れる可能性もあります。
また、あなたがベビーカーを買うのが2回目なら、今まで使っていたものを売り、機能が充実した新品を購入する資金としても良いでしょう。
3-3-3.借りる
≪ベビー用品のレンタルサービスから借りる≫
ベビーカーを買わずにレンタルを利用するという方法もあります。
また、レンタルは、
・ベビーカーを実際に買う前に試しに短期間使ってみたい!
・高額なベビーカーは買えないけど試しに使ってみたい!
というときに便利です。
ベビーカーのレンタル料金は、月額で4千円前後からというところが多いです。
ベビーカーの機種のラインナップや料金は各社違いますし、金額は機種により差があり、新しい機種や高機能で人気のある機種は借りる場合でも高額な場合がほとんどです。
また、借りたいものがレンタル中で貸し出し不可の場合もあります。
どのぐらいの期間借りると買うよりもお得か、各社調べてよく考えてから利用しましょう。
全国的にベビー用品レンタルが可能な店舗が増えれば、受け取りに行けるので送料がかからない可能性もあります。
しかし、首都圏はともかく、実店舗があるというところはまだまだ少ないです。
送料は意外に高くつく場合があります。
送料負担がどのぐらいかということも踏まえて選びましょう。
≪知り合いから借りる≫
現時点でベビーカーを使っていない先輩ママや親戚からであれば、無料で借りられるかもしれません。
しかし、年式が古くあまり状態が良いとは言えないものや安全面に不安があるものの場合は、たとえ無料でも絶対に使うべきではありません。
実際にあなたが見て、古過ぎず安全に使えそうなものであれば、自己判断において借りるのも良いでしょう。
先輩ママなどの子育て世代のつながりは本当にありがたいですね。
日ごろから様々なつながりを大切にしておくと良いです。
3-3-4.中古ベビーカーを使うときの注意
ベビーカーを安全に使えるのは3~4年とされています。
ですから、中古品を使用する場合はもらうにしろ借りるにしろ、何年も前のものでは安全面に不安があります。
日本国内のベビーカーで「SGマーク」(※5)が表示されているものは、3~4年は安全に使えるとされています。
これは、新品で買った場合で安全性が保証できる年数が3~4年ということです。
使用していたときの状況や使っていた頻度、保管状態により異なりますが、3~4年を超えての使用は本来おすすめできませんので、使用する場合は十分注意が必要です。
また、たとえ3~4年以内であっても、車や自転車と同じくタイヤの劣化は避けられませんので、こまめにチェックして下さい。
安全の保証がないベビーカーを長く使い続けるのはおすすめしません。
しかし、兄弟がいる場合、上の子供が使っていたベビーカーを下の子供にも使うことを考えますよね。
実際、ほとんどの家庭がそうしていると思います。
ただ、何度も繰り返しますが、
ベビーカーを安全に使えると保証されているのは、新品で購入後3~4年です。
それ以降の使用についてはあなた自身で判断しましょう。
ベビーカーは大切な赤ちゃんを乗せるものです。
中古のベビーカーの場合は十分注意し、必ず安全かどうかをチェックしてから使用するようにしましょう。
★ベビーカーの安全チェック項目★
1.タイヤの摩耗
→ タイヤが摩耗することで走行が不安定になる。
事故につながるので、異常がある場合は使用を避け、修理をするなどする。
2.シートの劣化、汚れ
→ 破れているものは避ける。
また、汚れのひどいものは不衛生なので避ける。
3.パーツ締結部のゆるみ
→ 動きの多い部分、負荷がかかる部分のゆるみに特に注意。
特にタイヤやハンドルは要注意。
4.本体の割れ、ヒビ
→ 赤ちゃんの手の届く範囲にヒビ割れや突起物などがあると危険。
また、変形しているものも故障・事故につながるので避ける。
中古品はもちろんですが、使用年数に限らず、定期的に確認するようにしましょう。
3-4.あると便利なベビーカーグッズ
実際にベビーカーを使っていると、
「こんなものがあったら便利だな」と思うものが出てきます。
主なものを4つご紹介します。
*あると便利なベビーカーグッズ
便利グッズ① ベビーカー用レインカバー
雨の日の外出に便利です。
防水以外にも防寒、防風、遮光などができるタイプもあります。
便利グッズ② ベビーカーシート
汗を吸収したり、振動を軽減します。
起毛タイプや、保冷ジェルを入れられるものもあります。
ベビーカーの仕様に合ったものを選びましょう。
便利グッズ③ フック
ベビーカーの荷物入れは小さいことが多いので、ハンドルに取り付けて荷物を提げられるタイプのフックが便利です。
使用中は荷物の重みで後ろに倒れないよう注意が必要です。
便利グッズ④ ドリンクホルダー
ハンドルに取り付けるもので、飲み物をかばんにしまっておかなくても良いので便利です。
小物入れが付いているものもあります。
他にもさまざまな便利グッズがあり、ベビー用品取扱店やネットショップでも買うことができます。
必要に応じて活用するのも良いでしょう。
4.<まとめ>
ベビーカーにはそれぞれ特徴があることが分かっていただけたしょうか。
ベビーカーは、あなたと赤ちゃんのライフスタイルで選び方が変わります。
1種類しかないのなら悩みませんし、調べる必要もありません。
しかしベビーカーは種類が多く、各種さまざまな機能があり、色・柄も豊富です。
選択肢が多いということは、間違った選択をしないようにそれぞれを知る必要があります。
知ったうえで選ぶ、知らないまま適当に選ぶ。
後悔しないのはどちらか、もうお分かりですね。
あなたが最高のベビーカーを見つけて、赤ちゃんとのお出かけがより良いものとなりますよう願っております。