偏頭痛になる6つの原因を知ってあなたも効果的に予防しよう!

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あなたも「急に頭が痛くなる」、「疲れが溜まっている時は特に頭が痛い」など、日頃から酷い頭痛に悩まされていませんか?

 

原因がわからずに頭痛用の市販薬などで、なんとか痛みを抑えているという状態かもしれませんね。

 

・さっきまで普通だったのに、急に頭が痛くなってきた

・スマホやパソコンを長時間使用した後に、いつも痛くなってくる

・くもりや雨などの天気が悪い日によく痛くなる

・考え事や悩み事をしている時にも、同様の痛みが起こる

 

などと、日頃から痛みを抱えているものの、なぜこんな症状が起こるのかと、原因がわからずにあなたも悩んでいるかもしれませんね。

 

それは、不規則な生活習慣や姿勢の悪さなどが原因によって引き起る偏頭痛です。

偏頭痛になる原因は主に6つあり、その部分を解消していく予防対策を取ることで、痛みの軽減につなげていくのも可能になります。

 

今回は、そんな偏頭痛に日頃から悩まされているあなたのために「偏頭痛になってしまう6つの原因」について、「偏頭痛を解消していくための予防対策」について、ご紹介していきます。

また、重度の偏頭痛の痛みに悩まされているあなたには、すぐに病院へ行くことをおすすめしています。

 

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1.偏頭痛になってしまう6つの原因

偏頭痛が起こってしまう理由として多い、主な6つの原因をご紹介します。

 

・脳内のセロトニン不足

・姿勢の悪さ(ストレートネック)

・体が冷えてしまうことによる原因

・遺伝的な要素

・ストレスによる原因

・天候による原因

 

という6つの原因が挙げられます。

それでは、偏頭痛になる主な6つの原因について詳しくお伝えしていきます。

1-1.脳内のセロトニン不足による原因

偏頭痛が起こる原因として一番の要因と考えられるのが、「脳内のセロトニン不足」によるものです。

セロトニンとは、脳内の安定をもたらしてくれる物質として知られており、人の脳内へ影響を与える三大神経伝達物質の1つです。

 

脳内安定物質のセロトニンは、血管の収縮活動を調節する役割があり、不足してしまうと血の循環が不安定になって血流の滞りが起こりやすくなります。

血流の滞りは偏頭痛を発症する原因にもなるため、症状が現れるのです。

(詳しくは【1-3体が冷えてしまうことによる原因】を参照してください)

 

特に、現在あなたが生活している世の中には、セロトニンが不足してしまう原因が多く存在しています。

 

☑Checkポイント
【セロトニン】とは、「ノルアドレナリン」や「ドーパミン」と並んで身体に重要な役割を持つ、三大神経伝達物質の1つです。

人の心身の安定や心の安らぎなどにも関係するため、別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

 

1-1-1.不規則な生活習慣によってセロトニンが不足する

セロトニンが不足してしまう原因は、主に不規則な生活習慣によるものだと言われています。

 

あなたも自身の生活習慣を振り返ってみて、セロトニンが不足してしまうこのような行動をおこなっているかもしれません。

 

・あまり外出をしない

(日光不足による影響)

・移動に車や電車を頻繁に使い、歩く時間が少ない

(運動不足による影響)

・夜ふかしや朝寝坊が多いなど、昼夜が逆転した生活

(夜型の生活による影響)

・パソコン操作やゲームをするなど、1日に数時間同じ姿勢を取り続けている

 

など、思い当たるものばかりではないでしょうか。

1-1-2.女性に偏頭痛が多いのはセロトニン不足が原因

あなたも実感しているかもしれませんが、女性のほうが男性よりも偏頭痛になりやすいです。

諸説ありますが……

一番の要因として男性は女性よりも、体内にセロトニンを生産する能力が約52%高いと言われています。

(1997年のDiksic米国立科学アカデミーMirkoDiksic教授の研究より引用)

 

また、不足する要因として女性の、月経周期が関係すると言われています。

女性の排卵日や生理前後に減少してしまう女性ホルモンには、エストロゲンという物質が含まれており、このエストロゲンが減ってしまうと、それに伴いセロトニンも急激に不足してしまうのです。

 

これらの要因でセロトニンが不足してしまうため、男性よりも女性のほうが偏頭痛になりやすい原因となるのです。

1-1-3.セロトニンを増やすための4つのポイント

以下の4つのポイントを心掛けていれば、セロトニン不足を補っていけます。

 

*早寝早起きの規則正しい生活

セロトニンが不足してしまう一番の原因が、不規則な生活習慣ですから当然規則正しい生活をおこなうのは大切です。

特に、睡眠は大きな影響をもたらすため、早寝早起きで正しい睡眠をしておくのは、とても重要になってきます。

 

*太陽の光を浴びる

規則正しい睡眠をおこない、必ず朝から太陽の光をたっぷり浴びてください。

太陽の光には、セロトニンの分泌を活性化させてくれる効果があります。

 

*リズミカルな運動をおこなう

スクワットや階段の昇り降りなど、一定のリズムを刻む運動をおこなうことで、セロトニンの神経が活性化されます。

リズムを刻む運動を、なるべく1日に5分以上はおこなうようにしてください。

 

*食事の際はよく噛むようにする

ある意味この食事によってよく噛むという行為は、先ほどのリズミカルな運動とも言えます。

よく噛むという行為も、同様にセロトニンの活性化に効果があります。

「運動はちょっと苦手……」という人は、毎日の食事でよく噛むというところから始めてみてはいかがでしょうか。

1-1-4.食べ物によってセロトニンを増やす

セロトニンを増やしてくれる栄養素があります。

それは「トリプトファン」「ビタミンB6」です。

 

この2つをバランス良く摂取していれば、セロトニンを増やしていける可能性が高くなります。

 

*「トリプトファン」を含む主な食材

バナナ、豆乳、牛乳、ヨーグルト、チーズ、ひまわりの種、アーモンド、肉類、赤身魚、納豆、すじこ、たらこ、白米、そば

 

*「ビタミンB6」を含む主な食材

赤身魚、(マグロ・カツオなど)、肉類、レバー(豚・鶏・牛)、豆類(大豆・小豆など)果物(バナナ・プルーンなど)

1-2.姿勢の悪さによる原因(ストレートネック)

次に偏頭痛になる原因として多いのが、姿勢の悪さからくる体の歪みによるものです。

特に原因となりやすいのが「ストレートネック」という症状になります。

 

「ストレートネック」とは・・・
人を横から見た時に、通常首はS字状のカーブを描いているものですが、普段の姿勢の悪さなどが原因で首が真っ直ぐな形状となり、それに伴って首に痛みが出てしまう症状です。

 

このストレートネックになってしまうと、偏頭痛を発症しやすくなります。

 

あなたも心当たりがあるかもしれませんが、ストレートネックになりやすい行為は、

・パソコンやゲームの操作

・スマートフォンの使用

などによる、首を長時間傾けるという行為です。

 

ストレートネック

出典:http://unwind.jp/?p=803

1-2-1.ストレートネックになりやすい行動

先ほどお話した「パソコンやゲームの操作」や「スマートフォンの使用」は、ストレートネックになりやすい主な要因ですが、他にも症状が起こりやすい行動(体の使い方)があります。

 

・イスに座るとつい脚を組んでしまう

・ヒールの高い靴を長時間履いて歩くことが多い

・立っている時は、大抵どちらかの足に体重を乗せている

・横座りをすることが多い

・立ち仕事や中腰の体勢になることが多い

・いつも左右どちらかを下にして横向きに寝ている

・仕事などで、長時間座りっぱなしや前屈みになることが多い

・イスやソファーに浅く座ってしまう

・肩掛けのバッグなどは、いつも同じほうの肩に掛けることが多い

・赤ちゃんやお子さんを長時間抱っこしている

 

など、これらの行動は、ストレートネックを引き起こす可能性が高くなります。

1-2-2.ストレートネックで偏頭痛になる子供が増えている

このストレートネックの症状は、子供にも増えてきています。

それに伴って、偏頭痛を患っているという子供も増えてきているのです。

 

*子供がストレートネックになる主な原因

・長時間変な姿勢でゲームをやり続けている

・スマートフォンやパソコンの長時間使用

・食事の時にしっかり噛んで食べない子供が多く、あごの力が弱っているため

 

また、あなたの子供がストレートネックになっていないかどうかを判断するために、以下の方法があります。

 

*子供がストレートネックかどうかを確かめる方法

・正座をきちんとできるか

・あぐらをかけるか

・真っ直ぐに立っていられるか(傾いていないか)

・首の回旋がきちんとできるか(均等に首を前後左右動かせることができるか)

 

以上の点をチェックしておくと、あなたの子供がストレートネックかどうか確かめられますよ。

1-3.体の冷えによる原因

次の偏頭痛になりやすい原因は、体の冷えによるものです。
意外と知られていませんが、体が冷えてしまうと偏頭痛を発症しやすいと言われています。

 

※なぜ体が冷えることで偏頭痛が発症してしまうのか・・・
体が冷えることで血管が縮まる→それによって血流の滞りが起きる→血流の滞りを解消しよとして血管が広がる→それと同様のことが脳内の血管でも引き起る→よって偏頭痛が起こりやすくなる

 

偏頭痛が起こる現象の1つに、脳内の血管が縮んでその後急激に広がってしまい、症状が発生するとされています。

脳内の血管が縮んで広がるという同様の現象が、体が冷えてしまうと発生するのです。

1-4.遺伝的な要素による原因

次の偏頭痛になりやすい原因は、遺伝的な要素によるものです。

必ずしも親からの遺伝によって、偏頭痛が起こりやすい体質になるとは限りません。

ただし、一般的に母親が偏頭痛持ちだった場合に約70%、父親が偏頭痛持ちだった場合に約30%の確率で、子供が発症しやすい確率は高まると言われています。

 

また、祖父母からの隔世遺伝という場合もありますし、生まれてからの生活している環境によって偏頭痛を発症する場合もあります。

1-5.ストレスによる原因

次の偏頭痛になりやすい原因は、ストレスによるものです。

ストレスによって偏頭痛が引き起ってしまう原因は、セロトニンが不足してしまうところに関係してきます。

ストレスが溜まり精神的に不安定になってしまうと、神経伝達物質であるノルアドレナリンが増えてしまいます。

 

この物質が増えてしまうと、セロトニンの分泌が減少してしまうため、ストレスによって偏頭痛が引き起りやすい原因となってしまうのです。

1-6.天候による原因

次の偏頭痛になりやすい原因は、天候によるものです。

くもりや雨などの悪天候によって、偏頭痛が引き起ってしまう原因は、気圧の変化によるものだと言われています。

 

くもりや雨などの悪天候になると、気圧が下がってしまいます。

それによって、脳の血管をおさえていた圧力が下がり、血管が広がりやすくなります。

 

先ほど【1-3】のところでお話した通り、脳内の血管が広がってしまうと、偏頭痛の症状が発症しやすくなります。

 

また、くもりなどで天気が悪くなれば、太陽の光を浴びる時間が少ないもしくはほぼ無いため、セロトニンの分泌も減少し、不足してしまうのです。

(1-1-3セロトニンを増やすための4つのポイントをご参照ください)

 

2.偏頭痛を防ぐために日頃から予防対策を取っておく

残念ながら、偏頭痛は完治するのが難しい病気です。

根本的に症状を治すための、お薬や治療方法がないのが現状です。

 

不規則な生活習慣による原因が一番のため、日頃からの予防対策が必要となってくるでしょう。

ここからは、少しでも偏頭痛を防ぐための、主な予防対策についてご紹介していきましょう。

2-1.食事による予防対策

睡眠や運動も大切ですが、偏頭痛を予防していくためには食事も大切です。

食べる食材や食事方法まで考えた対策が必要です。

 

また、すべてに共通することは「糖質を制限する」「血流の滞りを抑える」という点になります。

 

食事によって偏頭痛を解消していくには、これらを重点的に意識するのが重要です。

 

・水分補給をこまめにおこなう
(炭酸飲料やお酒などの糖質が多い飲み物は控える)

・良質な油を摂取する
(オリーブオイルや亜麻仁油など、またはオメガ3脂肪酸という良質な脂の摂取)

・白米、パン(食パンなど)、白砂糖を食べすぎないようなるべく控える
(製造工程で頭痛予防に必要な栄養素が無くなる可能性が高いことや糖質が高いため)

・砂糖(糖分)の多い食品を控える

・食事の時はよく噛んで食べること
(1回の咀しゃくで最低30回は噛みましょう)

 

2-2.正しい姿勢を意識する

偏頭痛を引き起こす原因の1つとして、ストレートネックがありました。

ストレートネックになってしまう主な原因は、長時間のパソコンやスマホ操作などによる姿勢の悪さが問題でしたよね。

 

あなたもそうかもしれませんが、現代には背中や首を曲げて操作するものが多いため、猫背などの姿勢の悪い状態なってる人も多いでしょう。

その状態が続いていけば、偏頭痛になる確率は高くなる一方ですし、単純に体にとっても良くはないです。

 

日頃から正しい姿勢を意識した、座る・立つという行為や歩くという行動を、心掛けるようにしてください。

 

もし姿勢を矯正したい場合は、整骨院などに行って体を正常にしてみてください。

 

*立った状態の正しい姿勢

立ち姿勢

出典:http://kikoukairo.com/archives/556

 

*座った状態の正しい姿勢

座り姿勢

出典:http://www.lumbar.jp/sisei.htm

2-3.体を締め付け過ぎる衣服は控える

体が痩せ型でもふくよかでも、体を締め付けるような衣服やベルトの締め付けなどは、控えるようにしてください。

体を締め付ける行為は、体内の血管を締め付けてしまうのと同じであるため、偏頭痛を予防するためには控えておきたい行動です。

 

血管が締め付けられることによる血流の滞りは、偏頭痛を引き起こす可能性を高くしてしまうため、服装にも十分に気を付けるようにしてくださいね。

2-4.冷房の当たりすぎなど体を冷やす行為に注意する

偏頭痛を発症する原因に「体を冷やしてしまう」というのがありましたね。

体が冷えてしまうと、体を温めようとして血管が広がるため、偏頭痛を引き起こしやすくなります。

 

血管を縮めてしまうような体を冷やす行為は、なるべく控えるようにしてください。

 

・夏場の冷房の当たりすぎに注意する

・アイスや冷たい飲食物などの過剰摂取は控える

・冬場は体を冷やさないように暖かい格好をする

 

などの行為には注意しておきましょう。

 

また、夏場であろうと冬場であろうと、お風呂の時はなるべく浴槽に浸かるようにし、体の芯まで暖めてあげてください。

 

ただし冬場の脱衣場は、風呂上がりにとても寒く体を冷やす恐れが高いため、脱衣場を暖めておくなど冷やさない工夫をしておきましょう。

 

3.偏頭痛の症状が重度の場合は病院へ

先ほどお話した通り、偏頭痛は基本的に完治する病気ではないため、日頃からの予防対策が必要な症状ですが、あまりにも症状が酷い場合は病院へ行ってください。

 

偏頭痛がほぼ毎日のように続く

偏頭痛の痛みが原因で吐き気をもよおすことがある

・痛みが続き、一時的に気を失ったことがある

 

など、このように重度の症状が続く場合は、すぐにでも病院へ行ってください。

 

また、偏頭痛による病院での治療は、患者さんも参加して、医師とコミュニケーションを取りながらおこなうのが特徴です。

(基本的に自覚症状から診察していくため、医師とのコミュニケーションは重要)

 

・自覚症状が主体の場合……患者さん参加型

・問診が重要になる場合……コミュニケーションを取りながらの治療

 

患者さん参加型は自覚症状が主体になるため、自分の症状を細かく伝えられるように、日頃から偏頭痛が起こった際の「いつ・どこで・どのような痛み」など、詳細を書き記した日記などを付けていると良いでしょう。

問診が重要になる場合でも、同様の行為をやっておくと、診察がスムーズにおこなえますよ。

 

最後に、お薬の服用に関しては、医師との相談のうえ、市販薬でも大丈夫なのか医師による処方箋の治療がいいのか確認してみてください。

 

まとめ

今回の記事で、あなたの偏頭痛原因に関する疑問が、少しでも解消されているでしょうか?

偏頭痛という病気は、不規則な生活習慣やストレートネックになるほどの姿勢の悪さなど、あなたが日頃から過ごしている環境の中に原因が潜んでいる病気です。

普段の生活での行動を、ちょっと変えてみるだけでも、偏頭痛という悩みは少しずつ解消されていくでしょう。

また、偏頭痛はただの頭痛だからと軽視することなく、重度になる危険性もある病気として認識し、1人で悩まずに病院に行くという選択肢も考えてくださいね。

 

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【参考書籍】

・井奥昇志『頭痛はこれで予防できる!』自由国民社、2014

・田草川良彦『片頭痛治療の考え方・進め方 あなたはいつまでお薬を飲みますか』文芸社、2013

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